よこすかラボは、11月30日(土)~12月1日(日)に、1泊2日の体験型観光イベント「ミッション型観光 in YOKOSUKA」を開催。ミッションを達成しながら観光し、コアな横須賀を知ることができる新しい体感型観光イベントとなっている。
参加費は、社会人が1万円(税別)、学生が5千円(税別)。1人から参加可能で、4人1組のチームで申し込むと1人につき500円の割引がある。申し込みは、専用フォームにて受付中だ。
「ミッション型観光 in YOKOSUKA」概要
「ミッション型観光 in YOKOSUKA」では、チームで与えられたミッションを達成し、ポイントを獲得しながら地域の魅力あふれるスポットを1泊2日で巡る。ミッションをクリアすると特定のポイントを獲得でき、合計ポイントが高いチームは閉会式にて表彰され、賞品をもらえる。
また、人との出会いも同イベントの魅力のひとつ。開催地域の協力店舗の人をはじめ、同イベントに参加する他チームのメンバーとも交流できる機会が用意されており、楽しむだけではない、人との関わりも含めた新しい観光の形を体感できる。
11月30日(土)10:00にオンライン開会式が行われ、ミッションがスタート。12月1日(日)の12:00にミッション終了となり、13:00より横須賀市商工会議所にて閉会式・表彰式、14:00~16:00に軽食付きの懇親会が実施される。
ミッションの一例
ミッションの例を見てみよう。
30点が加算されるミッションとして、「ネイビーバーガーを食べて記念撮影」「浦賀の渡し船に乗る」「戦艦三笠に乗って海軍のポーズで写真撮影」などが用意されている。
90点のミッションは、「どぶ板通りでバーに入って『隣の人に一杯』をやる」など。100点のミッションは「第7艦隊バーガーを食べる」「計測器を使わずに、チームで力を合わせて戦艦三笠の全長を測る動画を撮影」などだ。
また、90点が加算される謎解きミッションとして「写真の場所を探し当て、みんなで記念撮影」というものもある。
企画背景には地域の課題が
横須賀市は、歴史的な軍港都市として知られ、観音崎や猿島などの自然観光資源も豊富なことから、観光スポットとして多方面から認知されている。
しかし、軍事文化や艦船見学が人気を集めている一方、近年は観光客の減少が課題であり、特に若年層の関心を引くための観光資源の開発や地域の活性化に向けた取り組みが重要視されている。
課題の1つは、観光できる場所の近くに宿泊施設が少ないこと。横須賀市は都心から電車で1時間程度と近いため宿泊ニーズが比較的低く、新たな施設の開発や既存施設の拡充が進みにくくなっている状況だという。
また、横須賀では1日で満足できるコンテンツを主に提供しているため、宿泊者数の増加が見込めないことも課題。複数日滞在を促すリゾート型観光地や夜間の娯楽施設が少ない点も理由として挙げられている。
さらに、三浦・葉山と比べ、観光コンテンツがニッチであるため、あくまで「通過点」の地域になりやすいことも課題だ。
こういった背景から、日帰りだけではなく、“宿泊で楽しむことができる横須賀”を体感してもらおうと「ミッション型観光 in YOKOSUKA」が企画された。
「ミッション型観光 in YOKOSUKA」に参加して、まだ知らない横須賀を発見してみては。
■ミッション型観光 in YOKOSUKA
日程:11月30日(土)~12月1日(日)
参加費:社会人1万円(税別)、学生5千円(税別)
申込URL:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdmwaoNV5E9ngLCIYekLxPq4UvUXKgMjkvvSye3Rqf6haiO4g/viewform?usp=sf_link
よこすかラボHP:https://sites.google.com/view/yokosukalabo
(Higuchi)