大分市のコワーキングスペース「ゼロイチビレッジ」にて、“本棚”から全国のクリエイターとつながる「シェア型書店」が、2025年2月にオープン予定!今年11月頃には、クラウドファンディングで「棚主」の募集がスタートする予定だ。
多機能型コワーキングスペース「ゼロイチビレッジ」
今年3月、ダイヤモンドツリーが、テレワークや自宅での作業が難しい人々のためのサードプレイスとして、働く・学ぶ・繋がるを一つの施設空間で融合した多機能型コワーキングスペース「ゼロイチビレッジ」の提供を開始。
現時点では「自宅のWi-Fiが遅い」「地元に帰省したが実家の作業環境が整っていない」「子どもの送り迎え前後の作業場所として利用したい」などのさまざまな理由から、自宅でも会社でもないサードプレイスとして、「ゼロイチビレッジ」が利用されている。
「ゼロイチビレッジ」では、共有スペース4席のほか、作業内容に応じてプライバシーに配慮した仕切りが設けられた半個室ブース3席と、打ち合わせに利用できる小会議室1室を用意。
共有スペースのテーブルには、オフィス向けの卓球台が使用されており、利用者が他にいない時には、会員同士で軽くラリーを楽しむこともできる。
地方からより大きな社会貢献を果たす
また、「ゼロイチビレッジ」では、全国のクリエイターの知見が集う「シェア型書店」の併設に向けた準備を進めており、その後施設利用者やクリエイター向けの交流促進を目的としたオンラインサービスやアプリの導入・開発、イベントの企画も予定。
ダイヤモンドツリーは、地方で新たな挑戦を共に進める仲間を県内外から集め、ITを活用して社会課題の解決を視野に入れた事業を創出することを目的としており、そのためにこれらのサービスを展開し、県内外のクリエイターやIT企業との連携、IT起業支援など、地方からより大きな社会貢献を果たすことを目指しているという。
「シェア型書店」について
来年2月にサービスが始まる予定の「シェア型書店」では、40箱ある本棚に、各クリエイターがセレクトした本が並び、会員は店舗内で読書を楽しむことが可能に。図書館感覚で自由に本を閲覧でき、一部の書籍は購入可能なスタイルでの運営も予定されている。
1棚の大きさは概ね縦35cm×横43cm×奥行28cm。本を通じて会員とクリエイターがつながる「一箱ごとの棚主制」を導入予定で、棚数は来年以降拡大が予定されている。
棚主や会員同士が交流し、刺激し合える場をさらに広げるため、オンラインサービスやアプリの導入・開発、イベントの企画も計画中だという。
さらに、今年11月頃より、クラウドファンディングを通じて「棚主」の募集がスタート。現在、クラウドファンディングページ作成中とのことだ。
利用料金をチェック
「ゼロイチビレッジ」のワークスペースは、事前に会員登録することで、1時間400円(税込)、2時間以降は1,100円(税込)で利用可能。棚主の募集はクラウドファンディングにて、料金が告知される予定で、ワークスペースの利用者は、店舗内にて本を無料で閲覧することができる(※)。
「ゼロイチビレッジ」のサービスや、クラウドファンディングに興味がある人は、「ゼロイチビレッジ」公式LINEへの友だち登録して、今後の情報をチェック!
本を介して新たな交流を生み出す、「ゼロイチビレッジ」の「シェア型書店」に注目だ。
■ゼロイチビレッジ
住所:大分県大分市生石2丁目4-15
WEBサイト:https://01village.jp
公式LINE:https://lin.ee/HDiisum
(※)2024年10月時点の料金。いずれのサービスも、今後提供方法や料金が変更される可能性がある。
(佐藤ゆり)