レンチナス奥羽伊勢は、帝国ホテルが11月3日(日・祝)にオープンするオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」にて、自社のブランド椎茸「黑煌(こっこう)」を販売する。
レンチナス奥羽伊勢は、秋田県北部の八峰町で40年以上にわたり椎茸栽培を行ってきた椎茸農家。自社製菌床や世界遺産「白神山地」の超軟水を活用して、年間150tほど椎茸を生産している。なかでも「黑煌」は、同社が日本最大級ともうたう大きさを誇る菌床椎茸だ。
帝国ホテルの新たなオンラインモール
「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」は、帝国ホテルが新たに手掛けるオンラインモール。帝国ホテルが134年の歴史の中で出会った日本各地の商品をシェフやソムリエ、バーテンダーをはじめとする経験豊かなホテルスタッフがセレクトし、生産者やつくり手のストーリーとともに紹介する。
開業時には食品や飲料、物品、体験商品など約40ブランド、100アイテムをラインナップ。開業後も順次アイテム数を増やし、全国各地とのつながりを広げていく。
ブランド椎茸から厳選 “3万分の1の奇跡の椎茸”
このたび「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」に採用された「黑煌」は、レンチナス奥羽伊勢が毎日3万個生産する椎茸の中でも、わずか0.3%しか存在しない黑椎茸(ブランド椎茸)からさらに厳選された、100個に1つしか成長しない“3万分の1の奇跡の椎茸”だという。
特長は直径11センチ以上、肉厚さ3.8cm以上、重量110g以上、傘の巻き込み1センチ以上もの大きさ。また豊かな風味と肉厚でジューシーな食感も魅力だ。
なお今回販売される「黑煌」は、1玉入り5,940円(税込)と2玉入り11,880円(税込)の2タイプ。初回出荷は「1玉入り10セット、2玉入り10セット」のみ。今後の出荷量は現時点では決まっていないため、限られた人だけにしか手に入れられない特別な商品となっている。
創業40年以上の歴史をいかして“若手”が中心に活躍
近年、人口減少や高齢化、地域経済の停滞といった課題に直面するなか、衰退が続く農業全体に希望の光を差すべく、レンチナス奥羽伊勢は、八峰町で創業40年以上の歴史をいかしながら“若手農家”としてエネルギッシュにこれらの課題に挑み続けている。
レンチナス奥羽伊勢の取り組みは、単なる農業経営に留まらず、地域資源の活用と保全への貢献にも広がる。
八峰町の豊かな自然環境をいかしながら、持続可能な栽培方法を確立。特に、湿度85%~90%を維持した独自の栽培方法を採用するほか、24時間の換気を行いながら大自然の空気を取り込むことで、質の高い椎茸を生み出すだけでなく、地域の伝統的な技術を次世代に伝える役割も果たしている。
若い世代にとって魅力的な働き場を提供することを目指す一環として、「黑煌」の販売は地域全体の活性化にも貢献すると考えているという。
若手農家が地域とともに挑む「黑煌」をチェックしてみては。
■ANoTHER IMPERIAL HOTEL
オープン日時:11月3日(日・祝)12:00
公式サイト:https://another.imperialhotel.co.jp
関連情報ページ:https://www.imperialhotel.co.jp/special/another-imperialhotel
■レンチナス奥羽伊勢
公式サイト:https://www.renchinasu.jp/company
(Haruka Isobe)