出版文化産業振興財団は、10月26日(土)~11月24日(日)の期間、読書の秋を盛り上げるキャンペーン「本との新しい出会い、はじまる。BOOK MEETS NEXT」を全国の書店で開催している。
参加書店約3000店、オリジナルイベント100以上
全国で無書店自治体も増えるなか、「BOOK MEETS NEXT」は、本が好きな人をこれまで以上にワクワクさせ、一方でまだまだ本との距離感が遠い人には本との距離感を縮める、魅力的な本との出会いを届ける仕掛けを地域や企業の枠を超えて展開する一大キャンペーンだ。
3年目を迎えた今年は、「食」「お酒」「音楽」「芸術」「映画」「スポーツ」「アウトドア」「ラジオ」「声優」「大学」などさまざまな入口を通して幅広い年代に本の楽しさを伝えるとともに、多くの著名な作家陣の協力も得ながら出版業界の活性化を試みる。
同キャンペーンに参加する書店数は約3000店、オリジナルイベントは100件以上にのぼる。
当たる・もらえる企画!
同イベントでは、「秋の読者還元祭2024」と題し、最大1万円分の図書カードネットギフトがその場で当たる企画を実施。参加書店に掲示されている店頭カードのQRコードを読み取り、利用した書店を選択すると、その場で抽選結果がわかる。
また、全国の参加書店でオリジナルブックカバーを配布。伊藤園、わかさ生活がデザインした文庫サイズのオリジナルブックカバーがもらえる。なお、なくなり次第終了となる。
さらに、「#わたしの推し本」ハッシュタグキャンペーンも実施。公式X(@book_meets)をフォローし、推したい本や雑誌、マンガを「#わたしの推し本」を付けて投稿すると、期間終了後、抽選で100名に図書カードネットギフト5,000円分が当たる。当選した投稿者にはDMで連絡が届く。
全国9都市で「本」にまつわる企画・イベントを展開
同イベントでは、全国9都市で、書店や図書館、自治体、地元企業、スポーツチームなども巻き込んだ地域との連携により、魅力あるさまざまなコンテンツを企画している。
東京都では、神保町を中心に書店や大学、飲食店などとコラボし、「TOKYO BOOK NIGHT」をはじめとしたさまざまなイベントを開催。
注目イベントは、11月5日(火)に神田明神ホールで開催されるトークショー「ものがたりの未来」。YOASOBIが生まれるきっかけにもなった「monogatary.com」という小説投稿サイトを立ち上げた、ソニー・ミュージックエンターテイメントの屋代陽平プロデューサーと東京大学・早稲田大学を中心とした「出版甲子園」との対談だ。入場料は無料。Webサイトにて申し込みを受け付けている。
また、「BOOK MEETS NEXT公式!神保町ブックウォーク」と題し、無料アプリ「aruku&」の中でミッションを達成すると図書カードネットギフトが当たる抽選に応募できる企画や、三省堂書店・東京堂書店・書泉が共同開発したクラフトジンの販売もある。クラフトジンのラベルには、大沢在昌さん、住野よるさん、原田ひ香さんによるオリジナルストーリーが掲載されている。
このほか、山梨、名古屋、三重、京都、大阪、神戸、広島、福岡にて企画・イベントを展開する。詳細は公式サイトや公式Xで確認を。
読書の秋を盛り上げる一大キャンペーン「本との新しい出会い、はじまる。BOOK MEETS NEXT」に参加してみては。
■本との新しい出会い、はじまる。BOOK MEETS NEXT
期間:10月26日(土)~11月24日(日)
公式サイト:https://book-meets-next.com
公式X:https://x.com/book_meets
(Higuchi)