ソフトとハードをつなぐ建築家・クマタイチ氏率いるTAILANDが、文京区水道、小日向エリアの商店街の一角にあるちいさなホテル「SHORTsuido」の1Fにて、地域に開かれた台湾ダイナー「BANRAI HANTEN(バンライハンテン)」を、10月19日(土)にオープンした。
家庭的かつ本格的な味を楽しめる台湾ダイナー
台湾ダイナー「BANRAI HANTEN」は、ナチュラルワイン、焼酎、ソフトドリンクにあわせて、小皿料理から焼きそばまで、家庭的でありながらも台湾の素材やスパイスを使用した本格的な料理を、その日の気分にあわせて、自由なスタイルで楽しめる店。
メニューには、「ピーナッツの八角煮」¥500、「スモークタン(豚)」¥700、「塩水鷄」¥700、「つるむらさきの生姜炒め」¥800、「ほうれん草のルーローかけ」¥800、「干し大根のオムレツ」¥800、「牡蠣とトウチの醤油炒め」¥1,500、「アサリの醤油炒め」¥1,200、「パイコー」¥1,200、「ニラ水餃子」¥600、「クミンきのこ」¥700、「塩レモン焼きそば」¥1,200、「アサリスープ」¥600(いずれも税込)がラインアップされている。
中華料理屋「萬来飯店」をリノベーション
「BANRAI HANTEN」の建物は、かつて地元に愛されてきた中華料理屋「萬来飯店」をリノベーション。「萬来飯店」の存在に敬意を込めて、店名やデザインに「萬来飯店」のアイデンティティを残している。
店内に加え、軒先の庇の下には、ベンチと植栽を配置し、気軽に集える雰囲気の店舗が完成。
地元の人も遠方の人も、一人の人も、家族や友人の集まりにも、どのようなシチュエーションでも、気軽にふらっと入って、ドリンク1杯から食事まで楽しめる、レストランよりもさらに身近な、街に開かれたダイナーのような存在を目指しているという。
「Stroll_in」のコーヒースタンド併設
また、「BANRAI HANTEN」の店内には、ショップインショップとして、目白台のコーヒーショップ「Stroll」の二号店「Stroll_in(ストロールイン)」が、コーヒースタンドを構えているのもポイント。
朝から夕方まで、コーヒー、レモネード、特製のバナナジュース、そしてちょっとしたお菓子を味わうことができる。
小日向エリアの一角から、東京を再発見
「BANRAI HANTEN」が1Fに入った「SHORTsuido」は、TAILANDが展開する、シェアハウスシリーズ「SHARE by TAILAND」の延長で誕生した初のホテル。シェアハウスよりは「短い」滞在かつ、ホテルとして全てが揃ってるわけではなく「足りない」ことが落ち着きにつながるような意味をこめて、「SHORT」と名付けられた。
東京に遊びに来た人や仕事で来た人が、普段はなかなか訪れる機会が少ない、文京区水道・小日向エリアの一角から、東京を再発見して、またステイしたくなる場所となることを目指しているそうだ。
「SHORTsuido」に滞在、または文京区水道・小日向エリアを訪れた際は、「BANRAI HANTEN」で、家庭的でありながらも本格的な台湾料理が味わってみては。
■BANRAI HANTEN
住所:東京都文京区水道2-19-11
営業時間:18:00~23:00(平日)/16:00~22:00(土日祝)
Strol_in営業時間:8:00~16:00
定休日:月火
※祝日の営業とランチ営業の開始時期についてはInstagramで確認を
BANRAI HANTEN Instagram:https://www.instagram.com/banrai_hanten
Stroll_in Instagram:https://www.instagram.com/stroll_in/
※店内・料理の写真は、いずれもKaoru Yamada氏撮影
(佐藤ゆり)