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【千葉県船橋市】フナテラスでデンマークと中国の文化を感じる!姉妹・友好都市提携周年イベントを開催

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千葉県船橋市は、デンマーク・オーデンセ市との姉妹都市提携35周年と中国・西安市との友好都市提携30周年を記念して、11月16日(土)に「インターナショナルフェスティバルinフナテラス」を開催する。

中国伝統芸能や世界の料理が楽しめる

「インターナショナルフェスティバルinフナテラス」が開催されるフナテラスは、船橋港親水公園のこと。「ららぽーと東京ベイ」の裏手に位置しており、例年、「ふなばし市民まつり 花火大会」や「御菜浦・三番瀬ふなばし湊まつり」なども開催され、地域住民の憩いの場としてにぎわう場所だ。

「インターナショナルフェスティバルinフナテラス」でも、各国の歌やパフォーマンス、模擬店などにより大いに盛り上がりそうだ。

©王文強

ステージでは、デンマーク、中国のダンスや伝統芸能が披露される。

なかでも注目したいステージのひとつが、中国伝統芸能の絶技と呼ばれている「変面」。変面師が手や扇子を顔にかざした瞬間に、次々とお面が変わっていく素早くて繊細な技巧は、観客に不思議な感覚をもたらす。

この「変面」を披露するのは、船橋市内在住の変面俳優の王文強氏。ステージは、11:05~11:35なので「神秘的な絶技を見てみたい!」という人はチェックしてみて。


また、デンマークの国民的キャラクター・ラスムス クルンプも登場する。デンマークの作家であるハンセン夫妻によって生み出された、パンケーキが大好きなクマのラスムス クルンプは、世界的にも人気が高く、絵本は21か国で3000万部以上もの実績を誇るほど。同イベントでは、ラスムス クルンプと一緒に写真撮影をすることが可能だ。

そのほか、ステージでは、デンマーク体操や和太鼓、中国の漢服ショーなどが行われる。

さらに、デンマークや中国をはじめとする料理のキッチンカーや世界各国の料理の模擬店、フリーマーケット、ワークショップも並ぶ。船橋商工会議所による、船橋産の野菜を使ったみそ汁の無料配布もあるので、海辺で冷えてきたかも…と思ったときには地元産の野菜を味わいながらホッと体を温めるのもよさそうだ。

市内飲食店で両市の料理を食べられるキャンペーン


記念事業の一環として、市内飲食店の協力のもと「食べようオーデンセ」「食べよう西安」キャンペーンも12月1日(日)まで実施中だ。

船橋市民が姉妹都市・友好都市である両市を身近に感じ、興味や関心を持つ機会として実施しているもので、市内のカフェやベーカリー、中華料理店など約40店舗が参加している。

オーデンセ市でよく食べられる料理のひとつ「ホットドッグ」

デンマークでポピュラーな飲み物「エルダーフラワーコーディアル」

オーデンセ料理では、デンマーク風ミートボールやホットドッグ、エルダーフラワーから作られたシロップを使ったドリンクなど。

西安市の定番名物「水餃子」

西安市の名物B級グルメ「肉夾饃」

西安料理では水餃子や西安ハンバーガーこと肉夾饃(ロージャーモー)、刀削麺など、多彩な料理が各店舗で味わえる。店舗ごとの詳細は船橋市公式サイトで確認可能だ。

船橋市とオーデンセ市

船橋市は、1989年4月にデンマーク・オーデンセ市と姉妹都市提携を調印。1994年11月に中国・西安市と友好都市提携を調印した。

オーデンセ市は、世界的に有名な童話作家のH.C.アンデルセンの生誕の地として知られるデンマーク第3の都市。かつては商業都市として、現代で酪農・造船業・食品産業などが盛んで、先進的な福祉政策にも注力している。

船橋市との交流のはじまりは1984年。オーデンセ市長一行がコンピューター高度利用の視察で訪れたことをきっかけに、1989年に姉妹都市提携が結ばれ、国際交流はもちろん、福祉、環境問題などさまざまな分野での交流を続けてきた。

船橋市と西安市

西安市との交流も40年以上前にさかのぼる深いものだ。

3100余年の歴史を持つ西安市は、かつては長安と呼ばれており、シルクロードの起点として三蔵法師が旅を始めた場所としても知られており、現代では中国の西北地方最大の都市で工業や産業も盛んだ。

また、明代に築かれた西安城壁や秦の始皇帝陵、兵馬俑など、古代からの文化遺産が世界中の人を惹きつけてやまない。

そんな西安市と船橋市の交流は、1982年に張鉄民西安市長一行が首都圏の商業活動の視察のため船橋市を訪れたことから始まった。1994年には、友好都市提携を結び、教育交流をはじめ、文化・医療・福祉・交通・観光など幅広い分野において現在も絆を深めている。

この度、オーデンセ市との姉妹都市提携35周年、中国・西安市との友好都市提携30周年を迎えた船橋市。それを記念して11月16日(土)に開催する「インターナショナルフェスティバルinフナテラス」では、両市をはじめとした世界の文化・食べ物を楽しむことができる。

漁船が行き交う様子など船橋市の人と海との暮らしが垣間見える船橋港親水公園。船橋市のベイエリアを代表するこの公園で、深い交流を続けてきたオーデンセ市と西安市の文化、食を身近に触れ、感じられる、楽しいひとときを過ごしてみては。

◼️インターナショナルフェスティバルinフナテラス開催概要
開催日時:11月16日(土)10:00~16:00
場所:船橋港親水公園
住所:千葉県船橋市浜町2丁目地先
詳細:https://www.city.funabashi.lg.jp/event/festival/p127886.html

「食べようオーデンセ」「食べよう西安」キャンペーン:https://www.city.funabashi.lg.jp/event/festival/p127592.html
※雨天の場合は17日(日)開催、順延・中止は船橋市公式サイトで確認

(Kanako Aida)

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