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インクルーシブな合唱団、日本橋高島屋に登場!“手歌”と声に分かれてパフォーマンス

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障がいの有無や経済状況に関わらず、誰もが無料で参加できるインクルーシブな合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON」は、12月7日(土)に高島屋史料館TOKYO主催のコンサートに出演する。

日本橋高島屋S.C.の本館1階正面ホールにて、2回パフォーマンスを行い、『願い~クリスマスの日に』(作詞:小原孝氏/作曲:樹原涼子氏)などを披露。クリスマス前の高揚感を感じながら楽しめる内容を、無料で楽しめる。

“手歌”と声で奏でる合唱

2023年6月新都市ホール「ともに生きるコンサート」

2019年設立の「ホワイトハンドコーラスNIPPON」は、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなどの多様なメンバーが所属するインクルーシブな合唱団。手話の表現で歌う(手歌)サイン隊と、声の合唱で歌う声隊で構成されており、「エルシステマ」の理念に共感して活動している。

「エルシステマ」とは、南米ベネズエラで始まった、誰もが平等に音楽教育を受けることができる音楽の社会活動のこと。現在では世界中に広まり、百万人以上の子どもたちが参加しているという。「ホワイトハンドコーラスNIPPON」の活動も、誰でも無料で参加することが可能だ。

同団体は、東京芸術劇場との共同主催事業として、毎週日曜日に東京劇場の練習室でワークショップを開催。京都では、大徳寺龍光院の協力を得て、大徳寺および協力協定を締結している京都女子大学にて、週末にワークショップを開催している。

また、今年2月には、オーストリア・ウィーンの財団が主宰するバリアフリーの国際賞『ゼロ・プロジェクト・アワード2024』を受賞し、ウィーンでも合唱を披露した。

日本橋高島屋に合唱団がやってくる!

12月7日(土)のコンサートを主催する高島屋史料館TOKYOは、日本橋高島屋S.C.本館にある史料館。

文化を学ぶことを目的に、本館の4階・5階で美術品や百貨店資料の紹介、企画展、イベントなどを開催している。

サイン隊の練習の様子

手を広げて手歌パフォーマンスの練習中。

コンサート当日に合唱を披露するのは、「ホワイトハンドコーラスNIPPON」の小学生から高校生までの子どもたち。総勢約30人で手歌と声に分かれてパフォーマンスを披露する。

全ての人を巻き込む、インクルーシブコンサートの真髄を体感できそうな貴重な機会が見逃せない。

■高島屋史料館TOKYO主催ホワイトハンドコーラスNIPPONコンサート
日時:12月7日(土)14:00~14:30、15:30~16:00 ※各回30分同内容
場所:日本橋高島屋S.C.本館1階正面ホール
料金:無料
定員:着席20名 ※立ち見の場合は自由に観覧可能
「ホワイトハンドコーラスNIPPON」公式サイト:https://elsistemaconnect.or.jp/activity/whc-nippon/index.html

(Haruka Isobe)

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