山形県ワイン酒造組合は、2025年3月1日(土)に、山形県産のワインを一度に楽しめる飲み歩きイベント「山形ヴァンダジェ 2025」を、東京・高円寺で開催する。
同イベントの開催に先立ち、12月16日(月)よりイベントチケットの予約を受付中だ。
山形県産ワインの魅力を知ってほしい
「山形ヴァンダジェ」は、山形県内にある20のワイナリーで組織する、山形県ワイン酒造組合内の「ヴァンダジェ実行委員会」が主催する、山形県産のワインの魅力を存分に楽しめるイベントだ。
「ヴァンダジェ」とは、フランス語でワインを意味する「vin(ヴァン)」と、山形県の方言である「だぜ」を表す「だじぇ」を組み合わせた言葉。「山形県産のワインに親しみを持ってもらいたい」という思いから生まれた言葉である。
「山形ヴァンダジェ 2025」のテーマは、「はじける山形」。山形県には「穏やか」「物静か」という印象がある人もいるだろう。山形県ワイン酒造組合は、個性際立つ山形県産のワインを世界中の人に知ってもらうことで、「これまでとは違う、新たな山形県産ワインの一面を知ってほしい」という思いのもと、東京での開催に至った。
キービジュアルは、今年のテーマ「はじける山形」を象徴するように、カモシカや加勢鳥といった山形県の個性ある動物や妖怪が、蔵王山の噴火と共にワインを楽しむ様子が描かれている。
ワインと食事を同時に楽しめる
同イベントは、山形県産の様々なワインとワインにぴったりな食事を同時に楽しめる飲み歩きイベント。
同じ山形県内でも、地域によって異なる魅力を持つ山形県産のワインを楽しんでもらいたい、また、山形県産のワインの最大の特徴でもある、食事との相性の良さを楽しんでもらうべく、ワインにゆかりのある高円寺の数軒のレストランを回り、ワインと食事が楽しめる飲み歩き形式での開催だ。
「山形ヴァンダジェ 2025」では、ワインの造り手とのトークを楽しめる上に、山形県産の様々なワインと各店舗の魅力ある食事とのマリアージュを楽しめる。
コロナ禍を経て、各ワイナリーそれぞれが自身のワインと向き合うことで、ぶどうの栽培方法からワインの醸造まで、大きな進化を遂げたという。進化した山形県産のワインを存分に楽しもう。
山形県産のワインについて
山形県産のワインは、卓越した栽培技術と温度格差の大きい内陸型の冷涼な環境で育ったぶどうが生み出す、爽やかな酸味が特徴のひとつ。老若男女問わず楽しめる味わいだ。
県内には12月時点で20のワイナリーがあり、それぞれの地域で異なる気温や湿度、気候に合わせて、地域の特色を生かしたワインが作られている。
ワインの見た目を彩るワインのエチケットも、クラシカルから斬新なデザインまで、各ワイナリーのこだわりを個性豊かに表現。また、国税庁が指定する、その地域ならではの特性を持つ産品の名称にのみ与えられる、地理的表示(GI 山形)の認証を受けた山形県産のワインは400種類以上あるという。
9月に行われた「日本ワインコンクール」で金賞を受賞した朝日町ワイナリーや、世界最高峰のワインコンクール「IWC 2024」で、高畠ワイナリーがトロフィーを受賞するなど、山形県産のワインは国内外で多くの注目を集めている。
イベント概要
「山形ヴァンダジェ 2025」の開催日時は、2025年3月1日(土)11:00~17:00。開催地は東京・高円寺駅徒歩圏内の6店舗で、田舎割烹 にし川(山形料理)、ふもと(焼き鳥)、vivant(おでんバー)、Pams(カフェ)、高円寺葡庵(西洋料理)、高円寺わにわ(和食)。参加ワイナリーは山形県内17ワイナリー。
参加費用は7,000円で、前述の店舗毎に軽食1品、計6品が付く。併せてワイン1杯、計17種類を提供。追加購入も可能だ。定員は先着順で200名。下記チケット予約サイトで受付中だ。
この機会に、世界からも注目を集める山形県産ワインと料理を楽しめる飲み歩きイベント「山形ヴァンダジェ 2025」に参加してみては。
「山形ヴァンダジェ 2025」チケット予約サイト:https://yamagatavindage2.peatix.com
(さえきそうすけ)