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【愛媛県今治市】ご当地キャラ・バリィさんと障がい者アートのコラボ「一筆箋&メッセージカード」発売

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愛媛県今治市のクリエイティブ集団・第一印刷は、今治市のマスコットキャラクター・バリィさんと障がい者アートのコラボレーション商品「バリィさん×ダンサーZOO 一筆箋&メッセージカード(以下、一筆箋&メッセージカード)」550円を、12月18日(水)よりバリィさん公式ネットショップや土産物店などで販売する。

バリィさんと動物たちが踊る、温かみのあるイラスト


今回発売される「一筆箋&メッセージカード」は78×185mmの一筆箋が20枚、メッセージカードが2枚セットになった商品。バリィさんと愛らしいゾウやライオンたちが一緒に踊っているイラストがプリントされている。

長谷部克夫さん

イラストを手がけたのは、愛媛県今治市在住の長谷部克夫さん。生まれつき知的障がいがあり、社会福祉法人である来島会の指定多機能型事業所・ふきあげワークスに通っている。ここでは日々、箱詰めやシール貼りといった作業を丁寧にこなしているという。

2023年「第1回ほっと・ハート・アートコンテスト」入賞作品『ペンギンズ』

昨年、第一印刷が三浦工業と共同で開催した障がい者アート展「第1回ほっと・ハート・アートコンテスト」で、長谷部さんの描いた作品『ペンギンズ』が入賞。普段はあまり絵を描かないという長谷部さんだが、彼の絵は見る人の心を温めるような魅力がある。

(C)KATSUO HASEBE/ダンサーZOO

今回の「ダンサーZOO」も例外なく、動物たちの愛らしさがたっぷり詰まった、ほっこりと心が温まる作品だ。

長谷部さんの優しいタッチに合わせて、バリィさんのイラストも手書き風の温かみのあるテイストに。なお、一筆箋の罫線はバリィさん自身が手書きしたものであり、手書きならではの温かみが商品の魅力を引き立てている。

長谷部さんの作品との出会いが、商品開発のきっかけに

第一印刷は三浦工業と連携し、循環型社会の実現を目指した「紙ンバックプロジェクト」を3年前より展開している。このプロジェクトの一環として、昨年から障害者アーティストの作品展を開催。その中で特に注目を集めた作品の一つが、長谷部さんの作品だ。

第一印刷の代表取締役社長・西原孝太郎さんは、長谷部さんの作品について「長谷部さんの優しいタッチで描かれた愛くるしい動物たちに、見る人の心を癒す力を感じました」とコメント。


そして第一印刷が培ってきた印刷技術と障がい者アートを融合させることで、商品を通じて障がい者アートをより多くの人に知ってもらい、手に取ってもらう機会を創出したいとの考えから、今回のコラボレーションに至ったという。商品化にあたっては長谷部さんと、彼が通うふきあげワークスの協力を得て企画・開発を進めた。

第一印刷は、障がいのあるなしにかかわらず、地域社会の多様な人々が共に生きられる社会の実現を目指し、今後も多くの人々に笑顔を届けられるよう、さまざまな取り組みを積極的に推進していく方針だ。


これを機に、「一筆箋&メッセージカード」で大切な人に手書きメッセージを贈ってみては。

バリィさん公式ネットショップ:https://barysanshop.net

(Haruka Isobe)

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