サステナブルなモノづくりを推進する高島リボンは、資源循環型社会への貢献を目指し、髙島屋のクリスマスディスプレイに使用した装飾リボンを回収しリユースやリサイクルを行う。
回収された一部は、高島リボンが展開する「I am sustainable(アイアムサステナブル)」でも使用している、再生ポリエステル糸「RENU(レニュー)」の原材料として再び生まれ変わる。
様々なサステナブルリボンの開発に取り組む
1932年創業の高島リボンは、「私達の作るリボンで、手に取った世界中の人達の心を豊かにしたい」との想いで、企画開発・糸加工・整経・染色・仕上げの前工程を国内・海外の工場で一貫生産し、高品質なこだわりのモノづくりを追求し続けている。
また、SDGs「つくる責任つかう責任」の「つくる責任」について生産者の立場の立場から真剣に考え、サステナブルなモノづくりを実現する為、様々なサステナブルリボンの開発に取り組んでいる。
クリスマスディスプレイの装飾リボンを回収
今回のプロジェクトで同社は、髙島屋のクリスマスディスプレイに使用した装飾リボンを回収。回収された不要品は、ECOMMITのリサイクルパートナーを通じて再資源化などが行われる。
回収対象の髙島屋は、日本橋店、新宿店、横浜店、大阪店、京都店の5店舗だ。
ECOMMITは「捨てない社会をかなえる」ために、ものが循環するインフラをビジネスで実現する循環商社。全国7カ所に自社の循環センターを持ち、不要になったものを回収・選別・再流通している。
回収された装飾品の一部(ポリエステル100%のリボンなど)は、伊藤忠商事が展開するリサイクルポリエステルブランド「RENU」のプロジェクトを通じて、再生繊維(再生ポリエステル)に生まれ変わる。
高島リボンが展開するオリジナルリボンブランド「I am sustainable」の一部商品では、「RENU」の再生ポリエステル糸を使用している。
百貨店で使用したクリスマスのディスプレイ装飾の回収し、リユースやリサイクルを行う高島リボンを、この機会にチェックしてみては。
高島リボン:https://takashimaribbon.com
高島リボン「I am sustainable」:https://takashimaribbon.com/iamsustainable
伊藤忠商事「RENUプロジェクト」:https://renu-project.com
(江崎貴子)