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【栃木県宇都宮市】「ちゅんちゅんこども食堂すずめのす」に、長場雄さんデザインの新看板が登場!

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栃木県宇都宮市にある、地域の子どもたちのための「ちゅんちゅんこども食堂すずめのす」にて、新しい看板の除幕式が2024年12月24日(火)に行われた。デザインを手掛けたのは、著名なデザイナーの長場雄さんだ。

大人数での食事が減ってきている日本の子どもたち

現在日本では、6人に1人の子どもが、家族や大人数でご飯を食べる機会が少ない環境のもとで暮らしているという。働き方や経済、社会環境の変化により、家族1人1人の孤食も増えてきている。仕事の都合でどうしても早く帰れない親も多く、コンビニ弁当やパン、お菓子で夕食を済ませたり、1日1食で済ませてしまう子どもも増えてきているそうだ。

気軽に誰もが立ち寄れる「こども食堂」

「こども食堂」は、家族や大人数で食べる機会の少ない子どもや、1人暮らしのお年寄りでも安心してご飯を食べられる食堂。

育ち盛りの子どもの成長に大きな影響を与える「食」を守りたい。そんな想いから誕生したのが、どんな子どもでも分け隔てなく受け入れ、気軽に誰もが立ち寄れる居場所「こども食堂」だ。

「こども食堂」は、現在全国に2,286カ所(※2018年4月1日時点)、栃木県に25カ所以上と、近年急速な広がりを見せている。地域住民や自治体が主体となって、無料または低料金で子どもたちやお年寄りに食事を提供し、学びや体験の場としても機能するコミュニティにもなっている。

さらに、この2年間で全国の「こども食堂」の数は7倍に増え、年間延べ100万人以上が利用しており、必要な場所としての認知が広がり始めている。

新看板の序幕式を開催



栃木県宇都宮市の「ちゅんちゅんこども食堂すずめのす」も、地域に根付くコミュニティを目指し、多くの人々と支えあいながら活動を行っている。


2024年12月に行われた除幕式では、参加者たちが新たにデザインされた看板の披露を心待ちにしていたそう。デザイナー・長場雄さんのセンスあふれる看板デザインは、地域の子どもたちにとって、温かく親しみやすい印象を与えるものだった。

長場雄さんは、「美味しいご飯を通じて、みんなが毎日楽しく過ごせますように!」とコメントしている。

除幕式では、こども食堂運営者及び学生ボランティアが参加し、「この看板が地域の子どもたちの居場所をより多くの人に知ってもらうきっかけになることを願っています」と語った。

また、クリスマスの特別企画として、こども食堂の利用者には印刷会社プロテックの協力のもと、特製ステッカーが無料配布された。参加した子どもたちは、嬉しそうにステッカーを手にし、笑顔を見せていたという。

さらに、ちゅんちゅんこども食堂では、今年にクラウドファンディングを実施する予定。このプロジェクトは、地域の子どもたちにより多くの支援を提供するための資金を集めることを目指している。運営担当者は「地域の皆様のご支援をいただき、さらに充実した活動を展開していきたい」と意気込みを示した。

新しい看板とともに、ちゅんちゅんこども食堂は、今後も地域の子どもたちにとって大切な居場所として、活動を続けていくだろう。

看板も新しくなり、今後クラウドファンディングも予定されている「ちゅんちゅんこども食堂すずめのす」をチェックしてみては。

■ちゅんちゅんこども食堂すずめのす
住所:栃木県宇都宮市高砂町25-15
HP:https://suzumenosu3939.wixsite.com/suzumenosu

(佐藤ゆり)

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