キッチハイクは、鹿児島県肝属郡南大隅町と連携し、1~2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」を「はまゆう保育所」でスタートした。
保育園留学する園児の対象年齢は1〜5歳。費用は、大人2名・子ども1名が1週間滞在する場合で123,500円〜だ。留学期間は1月26日(日)〜で、2024年12月25日(水)より申し込みを受け付けている。
南大隅町「保育園留学」開始の背景
南大隅町は、鹿児島県大隅半島の最南端に位置し、亜熱帯の山々と海に囲まれた自然豊かな町。全国の過疎地域と同様に、人口減少や高齢化が進むなか、地域資源の価値を再発見し、未来へつなぐための取り組みとして、保育園留学プログラムを開始した。
家族に新たな環境と選択肢を与える「保育園留学」
保育園留学は、多様な地域に家族で1〜2週間滞在できるプログラム。2024年12月時点で、留学先は全国40地域以上に拡大し、1,500家族以上、5,000人以上が留学を体験したそう。
同プログラムでは、子どもには、大自然に触れて心身ともに健やかに育つ環境を提供し、家族には、仕事も子育てもしながら多様な選択肢を提案する。
また、地域には、家族ぐるみの超長期的関係人口の創出や地域経済への貢献をもたらす。
「はまゆう保育所」について
今回、保育園留学を実施する「はまゆう保育所」は、南大隅町佐多エリアに位置する小高い山のてっぺんにあり、まちや海を一望できる自然豊かな環境に囲まれている。保育所を一歩出れば森が広がり、四季折々の自然が、子どもたちの遊び場になる。
また、林業・農業が盛んな町の特性を生かして、重機試乗や伐倒見学、田植えや稲刈り、餅つきなどの体験プログラムも充実。地域住民との交流を通じ、伝統行事や地域文化に親しみながら、自然の中でのびのびと成長できる特別な環境が整っている。
同園は、園児6名を4名の保育士が見守る少人数制で、一人ひとりに目が届く温かな保育が特徴。子どもを見守るのは、キャリア20年以上のベテラン保育士たちで、地元で育った先生が多いそう。
「はまゆう保育所」の関係者によると、南大隅町は「なにもないから、なんでもできる」、そんな環境が広がる場所だという。
南大隅町で楽しめる四季折々のアクティビティ
南大隅町には、親子で楽しめる自然いっぱいのアクティビティがそろっている。
海では、海水浴や釣りを楽しむのはもちろん、冬の透明度の高い海を覗ける水中展望船が大人気。山では「雄川の滝」へのハイキングや、森の中での自然観察ができる。
また、南国の植物を使った香水づくりや、漁師が仕入れる新鮮な魚介を味わえる食事処など、地元ならではの体験も盛りだくさん。季節ごとに違う楽しみ方ができる同町では、海派も山派も大満足な体験が待っている。
2つの宿泊施設
留学中の滞在先は、希望に合わせて選べる2つの宿を用意。どちらの宿も、海からのアクセスがよく、キッチンスペースを備えているため、地元で新鮮な食材を調達し、南大隅町ならではの暮らしを楽しむことができる。
また、必要な家具・家電、Wi-Fiも完備しており、リモートワークをしながら、快適に田舎暮らしを体験できるそうだ。
宿の1つが、錦江湾を一望できる絶景の古民家をリノベーションした「Hello! Brand New Days Inn」。リビングやテラス、バスルームからも雄大な景色を楽しめ、夕日や満天の星空が広がる特別な時間を家族で過ごせる一棟貸しの宿だ。テラスではバーベキューを楽しむこともできる。
もう1つの宿は、南大隅町お試し住宅「浜上」。海まで徒歩数分という便利な立地にある一軒家で、和室をリビングや寝室として続き間で利用でき、コンパクトな空間ながら快適に過ごせる。心地よい海風を感じられるウッドデッキ付きだ。
歩いて移動できる範囲内に、コロッケが大人気の名物肉屋、新鮮な地魚を販売する魚屋、地元の手作りのさつま揚げを置いているスーパー、こだわりの飲食店も多数ある。
田舎ならではの新鮮で温かな日常を体験したい人は、南大隅町の「保育園留学」をチェックしてみては。
■南大隅町の保育園留学概要
保育園:はまゆう保育所(南大隅町佐多馬籠3471)
宿泊施設1:Hello! Brand New Days Inn(鹿児島県肝属郡南大隅町根占908-1)
宿泊施設2:南大隅町お試し住宅・浜上(南大隅町佐多伊座敷4107番地3)
対象園児:1〜5歳児
費用:123,500円〜(大人2名・子ども1名/1週間)
URL:https://reserve.hoikuen-ryugaku.com/destination/kagoshima/minamioosumi/hamayuu
保育園留学 HP:https://hoikuen-ryugaku.com
※「保育園留学」は、株式会社キッチハイクの商標です。
(Higuchi)