おりおりは、4月1日(火)より、乳幼児親子を対象に「共創型ツアー」を提供してきた「OLITABI(おりたび)」を正式ローンチ。
4月現在プレ会員限定で延べ500名以上に提供してきたという旅のサービスを、今後は段階的に公開していく予定だ。
“シェアトリップ”という新しい旅のかたちを提案
「OLITABI」では、孤育てや、親の自己犠牲が深刻化しているといわれている今、「育児も体験もシェアして助け合うことでより楽しく」「親が心から楽しむ姿を子どもに見せていこう」というメッセージと共に、複数の家族が一つの家族のように旅をする“シェアトリップ”という新しい旅のかたちを提案している。
孤育てとは、核家族化や地域のつながりの希薄化、働き方の多様化などにより、地域や家族からの支援が得がたくなった中で、親が一手に子育てを担わざるを得ない状況のことを指す。
「OLITABI」では、乳幼児を育てる親子同士がともに旅をし、助け合いながら過ごす共創型のツアーサービスを提供している。
旅の前からオンラインでつながり、母親がパッキング中も他の参加者が見守る。
当日は協力しながら非日常を体験。
親同士の支え合いや、地域の人とのつながりを通じて、“親が人生を楽しむこと”を重視した旅を届けている。
公式Instagramで情報を発信
4月1日(火)より、これまでプレ会員向けに提供されてきた「OLITABI」のサービスの参加者を、広く募集している。まずは招待制からとし、今後段階的に広げていくという。旅企画の案内や先行会員予約は、公式Instagramを通じて発信予定とのことで、チェックしておこう。
また、これまでプレ会員限定のコミュニティ内で実施されてきた「旅づくりの共創」も、今後はInstagram上で展開予定。「旅づくりの共創」では、ストーリーズ投票やコメント、アンケートなどを通じて、宿選びや体験内容、日程などに参加者の声を反映していくという。
子連れ旅行の課題
Google調査によると子連れ旅行では、「できるだけ疲れずに過ごしたい」と考える人の割合が、他の旅行スタイルと比べて圧倒的に多く、準備・移動・子どものケアが、親にとって大きな負担になっていることがわかっているという。
また、いこーよ総研の調査では、「子連れ向けでない施設には行きづらい」「落ち着いた宿で子どもが騒がないか不安」といった肩身の狭さも、親のストレスを強める要因になっていることも明らかに。
さらにPIAZZAの調査では、子育て中に「孤独を感じたことがある」母親は7割を超え、とくに「子どもと二人きりでいるとき」にその思いが強まるという調査結果もあるとのこと。
各調査結果をふまえると、旅先でも親がすべてを一人で抱える状況では、せっかくの非日常も“孤育ての延長線”になりかねないだろう。このように、子連れ旅行には特有のストレスがあり、たとえ旅先でも親が羽を伸ばしきれないことは少なくない。
「OLITABI」は、旅先での参加者同士の“シェア”によって、これらのような親子旅にまつわる負担を、「助け合いとつながり」で根本から軽減していく、新しい旅の選択肢だ。
利用者と、おりおり・代表取締役のコメント
「OLITABI」利用者の声を紹介しよう。
1児の母・りささんは、「初めての参加は0歳の息子とふたり。不安もあったけど、思いきって飛び込んで本当によかったです。ワンオペでも安心できるのは、助けてくれるみんながいるから。夜、大人同士で語り合うのも、私にとって本当に楽しみな時間です」とコメントを寄せた。
3児の母・ゆかりさんは、「他のみなさんのおかげで、久しぶりに“ママ”という肩書きを外して、自分自身として思いっきり楽しめました。みんなで作った達成感が今も残っていて、子どもたちの成長もすごく感じます」と語る。
2児の母・あいさんは、「自然体験、田舎体験、そしてパパと息子での旅行。私たち親だけではできなかった体験ができています。OLITABIという選択肢があって、子どもたちとの旅や体験がぐっと身近になりました」と話す。
また、おりおりの代表取締役・堀真菜実氏は、「私たち大人が互いに関係を築き、協力し合い、好奇心のままに語り、学び、思いっきり遊ぶ。そんな生き生きとした姿こそが、この先の見えない時代を生きる子どもたちへの最大のギフトだと信じています。OLITABIは、家族や地域とともに育むシェアトリップを、これからも多くの親子に届けていきます」とコメントを寄せている。
子連れ家族が助け合いで旅を楽しめる「OLITABI」に注目してみては。
「OLITABI」公式HP:https://www.olitabi.com
「OLITABI」公式Instagram:https://www.instagram.com/olitabi_family_trip
「OLITABI」公式note:https://note.com/olitabi
(yukari)