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農業界の課題解決を目指すアンドピリオドが、株式投資型クラウドファンディングを開始


広島県大崎上島町を拠点に、「人材育成×AI」の新たな食の流通を目指すアンドピリオドは、4月3日(水)から、株式投資型クラウドファンディングのプラットフォーム「イークラウド」にて資金調達を開始。瀬戸内地域で培ってきた独自の流通モデルの全国展開で、農業界の課題解決を目指す。

アンドピリオドの取り組み

日本の農業は現在、高齢化や所得の低さ、後継者不足、耕作放棄地の増加などの深刻な課題に直面し、それに伴う食料自給率の低下は、国の根幹を揺るがす大きな問題となっているという。

アンドピリオドは、地域人材を活用した新しい流通モデルによって、持続可能な「儲かる農業」の実現を目指すスタートアップ。レモン農家の代表が2022年に設立して以降、瀬戸内エリアで農家の所得向上に貢献してきたほか、産直ECサイト「ふるマル」の開発・運営に取り組んできた。

資金調達に至った背景

アンドピリオドは、瀬戸内で実践してきた流通モデルを全国に広げると同時に、産直EC「ふるマル」を発展させ、新たな食のインフラとして確立することを目指している。

農業界の課題は農家だけでなく、全ての消費者に関わる問題。単なる資金調達にとどまらず、事業に共感する人々と共に事業を育てていきたいと考え、株式投資型クラウドファンディングに挑むことになった。

クラファン概要

株式投資型クラウドファンディングは、非上場企業が株式等の発行により、インターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集められる仕組みで、2015年の金融商品取引法改正に伴って可能となった資金調達手段。

これまで個人が非上場のスタートアップに投資できる機会は極めて限定的だったが、株式投資型クラウドファンディングを活用することで、スタートアップ投資のハードルが低減された。

アンドピリオドのプロジェクト実施期間は、4月3日(水)19:30~17日(木)22:00。開始から12時間で60%を突破したという。目標募集金額は5,022,000円、募集上限金額は32,400,000円だ。


フードロスのアップサイクルなど、独自に開発した豊富な株主優待を取り揃えている。

アンドピリオド代表・藤中拓弥氏のコメント

アンピリオド共同代表3名 左から大嶋氏、藤中氏、濱田氏

アンドピリオド代表の藤中拓弥氏は、広島県東広島市出身。個人事業での経験や福岡県で地域おこし協力隊員として町づくりに関わった経験などを経て、2017年に広島県大崎上島へ移住した。

農家として農業の経験を積みながら、一次産業の課題に直面し、自分たちの力を活かした地方課題の解決を模索。2022年にアンドピリオドを創業し、「IT×農業」を軸に事業展開を行い、2023年に「RING HIROSHIMA」チャレンジャーへ採択。本格的な事業の拡大を目指している。

藤中氏は、以下のようにコメントしている。

「株式会社アンドピリオド代表の藤中拓弥です。開始から約1日が経過しましたが予想以上の反響に驚いています。特に地元の生産者の方や、地方で活躍するプレイヤーからのシェアや応援のコメントが多くこの事業の可能性と必要性を改めて感じています。『農業の構造を根本から変える』ことに引き続き誠心誠意取り組んでまいります!!

食の安全保障、地域経済、雇用、観光、そして日本の未来そのものに直結する挑戦です。どうか、私たちのこの想いに共感してくださる皆さま、未来の農業に可能性を信じて一緒に踏み出してくださる方々。ぜひ応援、そしてご参画いただけたら嬉しいです。」

持続可能な「儲かる農業」の実現を目指す、アンドピリオドの取り組みを支援してみては。

イークラウド:https://ecrowd.co.jp/
プロジェクト名:農家のポテンシャルを解き放て!販路拡大を地域で支え、持続可能な「儲かる農業」の実現を目指すアンドピリオド

アンドピリオド公式サイト:https://www.and-period.co.jp

(yukari)

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