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石川県珠洲市立大谷小中学校の生徒が考案したガチャ「OHTANI CHARM」の第2弾が登場!


珠洲市立大谷小中学校は、児童生徒が発案した「地元大谷(おおたに)地区の素材を使った手作り商品をガチャガチャで販売し、収益を能登半島被災地に寄付する」プロジェクト、通称“大谷ガチャ”「OHTANI CHARM(オオタニチャーム)」の第2弾を、4月18日(金)から珠洲市の道の駅「すずなり」にて40個限定で販売する。全4種各500円だ。

第1弾は即完売

石川県珠洲市立大谷小中学校は、石川県の能登半島最北端にある義務教育学校。能登半島地震を経て、全校児童生徒が5名になった。「珠洲市の復興のために自分たちにできることがしたい」と児童生徒が自ら立ち上がり、「多くの人々に大谷地区の魅力を伝えるため、大谷地区でしか作れない商品をガチャガチャに入れて販売し、その収益を寄付する」という仕組みを考えたという。

昨年の能登半島豪雨を経て、10月から第1弾の販売を開始。石川県内はもちろん、販売を実施した首都圏や東北でも、テレビや新聞などマスメディアに取り上げられた。SNSや口コミでも応援の声が寄せられ、販売を予定していた500個は即完売になった。

大谷小中学校では3月に卒業生1名を送り出し、全校児童生徒は4名になったが、新9年生を筆頭に第2弾を企画し、いよいよ販売を開始する。

2つの新商品が登場

「OHTANI CHARM」のカプセルの中に入っているのは、シーグラスや貝殻などを使った手作りのアクセサリーなど大谷地区の魅力を伝えるプロダクト。

「私たちが愛する大谷の魅力(CHARM/チャーム)が、あなたのお守り(CHARM/チャーム)になりますように。」そんな願いを込めて「OHTANI CHARM(大谷チャーム)」と名付けたという。


第2弾には、新しい商品が2つ加わった。1つ目は、大谷の鯉のぼりの復活を願うタッセルキーホルダー。震災以降開催できていない大谷地区の初夏の風物詩、鯉のぼりフェスティバルの再開を願い、今回の活動に賛同した珠洲市の人から寄付された鯉のぼりの布を使用して作った。なお、大谷地区の鯉のぼりは使用していない。


2つ目は、児童生徒が書いたキャッチコピーの入ったステッカー。「OHTANI CHARM」のキャッチコピーを考え、それをステッカーにした。ステッカーに入れるために、キャッチコピーは何度も書き直したそう。


第1弾で特に人気だったキーチェーンも登場する。


また、第2弾からの取り組みとして、タッセルキーホルダーは、大谷地区の仮設住宅に暮らす人たちと一緒に制作。子どもたちの熱量が大人を巻き込み、“大谷ガチャ”「OHTANI CHARM」を通して地域の絆を強固にしながら、大谷地区の魅力を外に発信していく。

「OHTANI CHARM」の販売期間は、4月18日(金)〜20日(日)。設置は4月17日(木)だが、販売は4月18日(金)からとなる。なお、今回は児童生徒は店頭には立たない。


“大谷ガチャ”「OHTANI CHARM」は、児童生徒と地域住民による手作りの商品で、多くの人から好評・応援の声が寄せられているが、大量生産ができない。まずは珠洲市での販売を行うが、今回は限定40個の発売だ。今後、珠洲市はもちろん東京ほか石川県外でも販売する予定だという。販売予定については下記の公式HPで確認を。

珠洲市立大谷小中学校について

珠洲市立大谷小中学校は、能登半島の最先端、珠洲市の西側、大谷地区にある唯一の小中学校。

大谷小中学校が育むのは「未来につながる 確かな学力を身につけた児童生徒」「ふるさとに誇りをもち、広い視野に立って社会に貢献する児童生徒」「自らの健康と安全に積極的に取り組む児童生徒」「心豊かに学ぶ、たくましい児童生徒」だ。

さまざまな想いが込められた「OHTANI CHARM」第2弾に注目だ。

■「OHTANI CHARM」第2弾販売
期間:4月18日(金)〜20日(日)
場所:道の駅「すずなり」
住所:石川県珠洲市野々江町シの部15

OHTANI CHARM HP:https://ohtanicharm.wixsite.com/ohtanicharm
珠洲市立大谷小中学校 HP:https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/ootaej

(ソルトピーチ)

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