
沖縄県沖縄市に本社を構える琉仁福祉会が、今年8月、同市にて、女性専用の就労継続支援B型事業所「BISTARGO HOME 知花Ⅰ(ビスタルゴホームチバナファースト)」を開所。開所1カ月で満床を達成した。
「安心して自分らしく暮らしたい」という願いに応える
「BISTARGO HOME 知花Ⅰ」は、地域社会における障がいを持つ女性の「安心して自分らしく暮らしたい」という切実な願いに応えるために開設。特に、グループホームにおける夜間の安心に対するニーズや、おしゃれな空間作りが受け、琉仁福祉会のこだわりが利用者に響いた結果、早期満床を実現した。
「BISTARGO HOME 知花Ⅰ」のこだわり
「BISTARGO HOME 知花Ⅰ」では、「安心・安全」にこだわり、女性職員のみを配置。入居者のデリケートな心身の状況に配慮し、生活支援員・夜間支援員を含め全ての職員を女性で統一しており、女性職員ならではの細やかな気配りや視点によるサポートを提供することで、利用者がリラックスして日常生活を送ることができる環境を構築した。
さらに、生活の質(QOL)向上を重視し、単なる施設ではなく、”自分のおうち”として誇りを持てる空間を目指して、デザイン性の高い内装を採用。明るく清潔感があり居心地の良い空間は、入居者の自尊心(セルフ・エスティーム)を高く保ち、社会参加への意欲を支援するという。
なお、「BISTARGO HOME 知花Ⅰ」への問い合わせは、公式サイト「お問い合わせページ」からも受け付けているとのことだ。
琉仁福祉会の理事長の想い

琉仁福祉会の理事長・田中圭周氏は、「人は障害の有無に関わらず、夢や希望を抱えながら歩んでいくものです。障害を抱えた人は、夢や希望を抱えながらもあきらめたり、自信をなくしてしまっている人が多くいます。琉仁福祉会では障害のある人も夢や希望を抱えながら自尊心を大切に、自分自身に自信を持って主体的に人生を歩んでほしいと思っています。
障害を抱えた人は、自分の考えなどを表現することが苦手な方もいます。そのため、仕事の場面においては、言われたことが理解できず、仕事ができない人とレッテルを貼られてしまうことが多くあります。
障害を抱えた方々は繊細な心を持っています。私たちは障害を抱えた方々の心や人生に寄り添い、その人の自尊心を大切に、自分の人生において主体的に生きることができるようにすることが、私たちの使命です。
また、障害を抱えた方々の問題は、他人事ではなく、私達自身の問題でもあります。どんな障害を抱えていたとしても、地域で安心して生きていける共生社会を目指します」とコメント。
女性職員のみの配置とこだわりの内装デザインが、「安心・安全」と「自分らしく輝ける環境」を提供する、「BISTARGO HOME 知花Ⅰ」をチェックしてみては。
■BISTARGO HOME 知花Ⅰ
住所:沖縄県沖縄市知花6-37-9
公式サイト:https://ryujin-welfare.org
公式Instagram:https://www.instagram.com/keep_largo
(佐藤ゆり)