
北海道札幌市に本社を置く「BITTER POPS COMPANY」から、地名を冠した王道カクテル「手稲GIN TONIC(ジントニック)」が登場。
ジンの製法とトニックの製法にこだわった正統派ジントニックを手軽に味わうことができる。
札幌市手稲発「BITTER POPS COMPANY」

本格的なトニックウォーターを製造・販売する北海道札幌市の「BITTER POPS COMPANY」。自然豊かな手稲山を望む工場は2024年に設立。工場見学やゼロから一緒に商品開発ができる小ロット対応のOEMも行っている。
新作「手稲GIN TONIC」が登場

12月発売の新商品「手稲GIN TONIC」参考価格440円(税込)は、缶を開けてそのままジントニックカクテルが楽しめる1本だ。「BITTER POPS COMPANY」の代表・中澤浩司氏が兄と一緒に立ち上げた東京八王子蒸溜所でジンから設計。東京八王子蒸溜所でつくられたジン(ロンドン・ドライ・ジン製法)、BITTER POPS COMPANYのトニックウォーター「KUMI」(キナ抽出物使用)という2つの“本物の工程”を掛け合わせて実現した正統派ジントニックだ。冬の北海道を象徴する寒さ、凛とした冷気の中でも合う“北海道RTD”を目指して開発し、甘さを控え、植物とスピリッツ本来の美味しさを引き出す設計で完成させている。

ジンは蒸溜所で富良野のホップの香りを抽出し、トニックウォーターはジンに寄り添うよう、薬草とキニーネの苦味にビートシュガーの甘味を重ねて香り立つ味わいに。食事と一緒に味わうだけでなく、運動後や仕事終わりの1杯としてもすっきりと楽しめる。
ジン×トニックウォーターへのこだわり
「手稲GIN TONIC」は、ジンとトニックウォーター両方の製法・素材・工程にこだわりをもって構築した“本物のジントニック”だからこそ、飲むたびに確かな品質を感じる仕上がりとなった。

東京八王子蒸溜所では「ロンドン・ドライ・ジン(London Dry Gin)」の規格に則り、「ジュニパーベリー(杜松の実)」を主軸とするボタニカルを使用。蒸溜時に加えられた天然植物成分のみでフレーバーを抽出し、蒸溜後の香味付けや合成香料は不使用のため、洗練されたドライな味わいとともに、澄んだジュニパーの香りとボタニカルの奥行きが感じられる。
「KUMI」の特徴は、爽快感と苦みだという。そもそも、トニックウォーターの起源は、キナの木由来のキニーネ(苦味成分)を炭酸水に溶かした飲料にある。「KUMI」はその“キナ抽出物(キニーネ原料)”を用い、炭酸の爽快感と苦味を引き立たせた味わいだ。このキナ由来の苦味のベースがあるからこそ、ジンの繊細なボタニカルな香りと味わいが引き立つのだ。

ラベルデザインは、札幌のデザイン会社「Shiori Graphic」が担当。工場から見える手稲山をモチーフにした、北海道らしい冬景色の余韻をジントニックと共に楽しめるデザインが、筆で書かれた「手稲」の文字を引き立てる。
「手稲GIN TONIC」は12月から発売を開始し、取扱い店舗も募集中だ。本格的なバーで提供されるレベルの“本物のジントニック”を手軽に味わってみては。
BITTER POPS COMPANY公式HP&オンラインストア:https://bitterpops.co.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/bitterpopscompany/
(夏木里緒)