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心理士監修の痴漢抑止ハンドブック制作プロジェクト開始!学生と大人それぞれに届ける

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SISTERSは、性暴力のない社会を目指し、中高生と大人それぞれに届ける漢抑止ハンドブック制作プロジェクト「#痴漢はみんなでなくすもの」を、3月15日(日)までの期間、クラウドファンディングサイトFor Goodにて実施している。

また、同ハンドブックの配布に興味がある学校法人、同プロジェクトを一緒に進める鉄道会社を探している。

プロジェクトの背景


痴漢は、決してめずらしいことではない。調査によると、女性の約5人に1人、男性では約12人に1人が、生涯のうちに痴漢被害を経験しており、初めて被害に遭う時期として最も多いのは高校生、次いで大学生だ(※)。

しかし、痴漢は今の中高生にとっても身近な性暴力であるにもかかわらず、「仕方ないこと」「大したことではないこと」として扱われてしまっている現状があるという。

SISTERSは、誰もが性暴力の被害者・加害者にならないために、全国の小学校・中学校・高校へ、性被害・性教育の予防授業を届けているNPO法人。今回は、かつて中高生だった今の自分たちが、その現状を変えていきたいという想いから、同プロジェクトを立ち上げた。

プロジェクトのポイント

同プロジェクトでは、心理士監修の元で、中高生に痴漢についてのハンドブックを届ける。監修者は、上智大学 総合人間科学部 心理学科 准教授の齊藤梓氏だ。

また、第三者の大人が、痴漢目撃時にできることをデジタル冊子で発信する。

中高生と大人それぞれにハンドブックを届けることで、痴漢を「被害にあった人の問題」にせず、社会全体で解決すべき課題として発信していく。

中高生向けハンドブックの特徴


中高生向けハンドブックは、自分を責めなくていいと思える「お守り」のようなもの。「被害にあった人は悪くない」というメッセージを中心に据え、中高生が理解しやすい内容・構成を心がけたそう。

同ハンドブックでは、性別に関係なく、だれもが被害者になりうることを前提に解説。また、包括的性教育の視点に基づき、「バウンダリー(境界線)」や「同意」についても説明している。さらに、齊藤梓氏が監修し、フラッシュバック等に配慮している。

配布先は、電車通学の生徒が多い高校・私立中高一貫校など。学校を通じて生徒一人ひとりに配布するほか、保健室などにも設置予定だ。

大人向けデジタルハンドブックの特徴


東京都の調査では、第三者が声をかけるなどの行動をとった場合、96.8%の痴漢行為がその場で止まったと報告されている。しかし、実際に行動した人は約1割にとどまっているという。

大人向けデジタルハンドブックでは、「“大丈夫ですか”と声をかける」「隣に立つ」など、介入ハードルの低い事例を紹介し、第三者の介入を促す。

また、通勤中など、いつでもスマホから確認できるデジタル形式で制作したのもポイント。鉄道会社や地域施設と連携し、QRコードによる閲覧展開を目指す。

実行者メッセージ

SISTERS代表・鈴木彩衣音氏は、「痴漢は犯罪であり、人権侵害であること。嫌だ、悲しいと感じるのは当たり前のことであること。そして、自分の体について決める権利は自分にあること。このハンドブックが、中高生にとって”お守り”のような存在になることを目指しています。

大人である私たち一人ひとりが、痴漢の問題に自分事として向き合える社会。そんな『当たり前』を、みんなでつくっていきたい。その想いを『#痴漢はみんなでなくすもの』という名前に込めました。」とメッセージを発信している。

プロジェクト概要

For Goodでの目標金額は500万円。支援金は、冊子制作費、印刷費(約30,000冊)、配送費、広報・PR費などに充てられる。

3月15日(日)にクラウドファンディングを終了し、4月に中高生向けハンドブックが完成。5月には、学校への配布を開始し、大人向けデジタル冊子が完成する。そして6月、痴漢対策月間に合わせ周知を強化する。

ハンドブック制作の企画・構成はSISTERSの鈴木彩衣音氏、工藤紗栄氏、斉藤とあこ氏、編集はコロカラ編集部の長谷川ゆみ氏と福原大二郎氏、執筆は伊藤まり氏、広報は飯田真由氏、デザインは平山みな美氏と澤田智穂氏、イラストはワタナベマリエ氏、コピーはGOの有田絢音氏が担う。

痴漢被害を社会全体で解決すべき課題として発信するプロジェクト「#痴漢はみんなでなくすもの」を支援してみては。

For Good:https://for-good.net
プロジェクト名:中高生と大人に痴漢についてのハンドブックを届けたい! #痴漢はみんなでなくすもの

※出典:東京都 令和6年度 痴漢被害実態把握調査

(Higuchi)

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