
ナイスコーポレーションは、同社が展開するデニムプロダクトブランド「NC PRODUCTS」の直営店「Nice Corporation Kojima Shop」を、2月2日(月)に岡山県・児島にてオープンする。
今回オープンする直営店は、同社の新工場内に併設する「Nice Corporation Kojima Shop」として展開。プロダクトの販売にとどまらず、縫製工場として培ってきたものづくりの背景や思想を、一般の人にも体感してもらえる拠点となるだろう。
直営店オープンの背景


ナイスコーポレーションは、世界的なデニムの生産地として知られる岡山県倉敷市児島に拠点を構え、1990年の設立以来、縫製工場として国内外のメゾンやアパレルブランドが求めるデニム製品をつくり続けてきた。長年、表に立つことは少ない裏方の立場でありながら、品質や仕上がりへのこだわりと誠実なものづくりで、国内外のブランドの期待に応えている。
一方で、縫製業界を取り巻く環境は大きく変化しているそう。高齢化や人手不足といった構造的な課題に加え、環境への配慮や生産背景の透明性など、社会に対する責任ある姿勢が強く求められるようになったという。
こうした中でナイスコーポレーションでは、「いま、自分たちがデニムをつくる意味とは何か」「その価値を、直接に届けることはできないか」という問いが生まれ、これからの工場としてのあり方・姿勢をより丁寧に発信していく必要があると考えたという。
「NC PRODUCTS」について
「NC PRODUCTS」は、国内外のメゾンやアパレルブランドが求めるデニムを形にしてきた縫製工場であるナイスコーポレーションがこれまで培ってきた知見を活かし、ユーザーに直接届けるプロダクトブランドだ。
自社の裁断くずから生まれた再生繊維によるデニム生地を使ったベーシックなデニムパンツ、残反を用いたライフスタイルプロダクツを適切な製造量で実現。持続可能性あるものづくりにも目を向けた、同社の挑戦だ。
定番デニムに加え、直営店限定の商品も展開予定

今回オープンする「Nice Corporation Kojima Shop」は、新工場に併設された直営店として「NC PRODUCTS」を中心に展開。
工場併設という立地を活かし、素材選びや縫製工程、品質へのこだわりを、つくる現場との近い距離で感じてもらえる場として運営していくという。プロダクトの販売にとどまらず、縫製工場として積み重ねてきた技術や判断、その背景まで伝えることで「つくる現場から直接届ける」ものづくりのあり方を実現する。
「NC PRODUCTS」の定番デニムに加え、直営店限定の商品も展開予定とのこと。自社の裁断工程で生まれる裁断くずや残反を活用したアイテムなど、縫製工場だからこそできる少量生産の商品を通じて、ものづくりの多様な側面を紹介していく。なお、一部アイテムは受注販売となる。
「Nice Corporation Kojima Shop」でしか手に取れない商品を通して、デニムが生まれる過程や背景にも目を向けてもらうことを目指しているという。
元幼稚園の施設に工場を移転

また、ナイスコーポレーションは今後の需要拡大に向け、生産体制と運営規模の最適化、ならびに従業員の働く環境整備を目的として、新工場へ移転する。

ナイスコーポレーションは、縫製業界の老齢化や人手不足といった課題に向き合う中で「日本製」の価値を改めて捉え直し、2020年の事業継承以降はB Corpの考え方を判断軸としながら、認証取得やオープンな情報発信など、これまでにない取り組みを推進してきた。
そうした姿勢が評価され採用面でも変化が生まれる一方、既存工場ではスペースおよび作業効率の面で限界が見え始め、これらの背景から今回の移転を決断したという。
ナイスコーポレーションは、新工場では生産量の増加に加え、海外取引先の拡大も視野に入れている。移転先として選んだのは、地域に親しまれてきた元幼稚園の施設だ。多くの人と関わり、記憶が積み重なってきた場所であることを大切にして地域に根差したものづくりを進めていくため、この場所を新たな拠点とした。
この場所から新しい工場としての姿勢を示し、分野を超えた地域企業とも手を取り合いながら、社会や地域へ良い影響を広げていくことを目指すとしている。
この機会に、新たにオープンする「Nice Corporation Kojima Shop」に足を運んでみては。
■Nice Corporation Kojima Shop
住所:岡山県倉敷市児島下の町7-3-21
営業時間:10:00〜16:00
定休日:日曜日
ナイスコーポレーション公式HP:https://www.nicecorporation.jp
(ソルトピーチ)