
大塩昭山氏の作品
フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道では、3月15日(日)に赤膚焼手捻り体験イベントを開催。開催日前日に宿泊した人を対象に、奈良県指定伝統工芸「赤膚焼」の窯元である大塩昭山氏を講師に招いて実施される。都市部では触れる機会の少ない伝統工芸の世界を、作り手から直接学べる貴重な機会を提供することで、宿泊客に特別な思い出を届ける。
赤膚焼手捻り体験イベントを開催
今回のイベントでは、赤膚焼窯元・四代目の大塩昭山氏から直接指導を受けながら、粘土を手で捻って形を作る手捻りの技法を学ぶ。体験内容は手捻りが1点で、焼き上げは窯元で行う。
参加対象は3月14日(土)にフェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道に宿泊した人。ただし小学校高学年以上に限る。人数は12人までで実施し、参加費用は一人3,300円。チェックイン時にフロントでの支払いとなり、現金は不可。参加受付は、宿泊予約後、フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道のフロントへ連絡が必要だ。
焼き上がった作品は、体験から1~2か月後、窯元から郵送される。ただし郵送は日本国内のみとなる。
講師は赤膚焼窯元・四代目の大塩昭山氏
赤膚焼窯元・四代目の大塩昭山氏は、昭和35年、三代目大塩昭山氏の長男として生まれた。昭和59年大阪芸術大学芸術部工芸学科陶芸専攻を卒業し、昭和60年京都陶芸大学(旧京都府立陶工職業訓練校) 陶磁器科 (成形)を卒業。細工物を得意とし、平成7年PARIS平和芸術祭にてPARIS平和芸術大賞を受賞。同年、四代目大塩昭山を襲名し、平成8年に新宿三越にて四代目大塩昭山襲名展を開催した。以後平成13年より日本橋三越本店にて個展を定期的に開催。平成25年に奈良県伝統工芸士に認定された。
「赤膚焼」の特徴について
奈良は、豊かな歴史的観光資源に恵まれた魅力あふれる地域。寺社仏閣を中心に多くの観光客が周遊を楽しんでいるが、加えて、地域の伝統工芸の魅力に触れることで、より奈良の多彩な文化的価値が体験できる可能性がある。
赤膚焼は、安土桃山時代に茶道具の生産が本格化した、長い歴史と伝統を誇る奈良県指定伝統工芸品だ。遠州七窯の一つに数えられる名窯として高い評価を受けており、奈良絵と呼ばれる独特で美しい上絵付けが特徴。その温かみのある風合いと優雅な意匠は、多くの茶人や工芸愛好家を魅了してきた。
赤膚焼窯元大塩昭山は、奈良県の認定を受けた6軒の赤膚焼窯元のひとつで、作家と職人の2名が奈良県伝統工芸士に認定されている窯元だ。茶道具の制作を中心としながらも、現代の生活様式に合わせた酒器など日常使いできる器の制作にも力を入れている。また、作品を作る際は、伝統的な登り窯で焼成を行っており、3日3晩かけて1,200度まで焚き上げる伝統的な焼成法を守り続けている。
4、5月にも奈良の伝統工芸に触れるイベント開催
奈良の伝統工芸に触れるイベントは4、5月にも開催予定。「第二弾~奈良筆~ 4月」は、書道に欠かせない「奈良筆」がテーマ。熟練の職人技が生み出す筆の魅力に触れる貴重な機会だ。「第三弾~奈良団扇~ 5月」は、涼やかな風情が魅力の「奈良団扇」を紹介。伝統的な技法と美しいデザインが堪能できる。いずれも奈良の伝統工芸の奥深さと職人の技を間近で体感できる内容だ。
フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクトは、全国に宿泊特化型のホテルを29施設運営し、ホテルを拠点に「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」のスタイルを提唱している。コンセプトに「未知なるニッポンをクエストしよう」を掲げ、利用者に地域ならではの体験や全国の知られざる魅力を発見をしてもらうことを目的としている。
同プロジェクトは今後も全国各地で地域の伝統文化や工芸に触れられるイベントを積極的に展開していくとのこと。
奈良の伝統工芸に触れられる貴重な機会、赤膚焼手捻り体験イベントをチェックしてみては。
◾️赤膚焼手捻り体験イベント
開催日時:3月15日(日)9:30~11:30
開催地:なら歴史芸術文化村セミナールーム
開催地住所:奈良県天理市杣之内町437-3
フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト公式HP:http://www.fairfield-michinoeki.com
赤膚焼窯元大塩昭山HP:https://www.akahadayaki.com
フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト公式Instagram:https://www.instagram.com/fairfieldmichinoeki
(熊田明日良)