
寺院コンサルティング業を展開するエータイは、新宿区弁天町の多聞院にて、お釈迦様の誕生を祝う伝統行事「花まつり」を4月5日(日)に開催する。事前予約不要で、参加費は無料だ。
「花まつり」では、2025年に続きフラワーロス問題解決に貢献する取り組みとして、市場に出回らない花での装飾で社会問題に向き合う。また、キッチンカーやクイズラリーなど、寺を気軽に楽しめるコンテンツも用意する。
フラワーロス問題と取り組み背景
フラワーロスとは、まだ綺麗で十分に楽しめる花が、売れ残りや形が少し不揃いなどの規格外という理由で捨てられてしまう問題のこと。
花そのものだけでなく、育てる手間や運ぶコストも無駄になってしまうため、社会問題として注目されている。こうした「もったいない」をなくし、花を最後まで大切に活用する取り組みが政府や企業の間で広がっているという。
多聞院の「花まつり」では、仏教の教えにも通じる「もったいない」の精神に基づき、フラワーロス問題に取り組みながら寺と花の魅力を伝えている。「もったいない」とは、物を大切にし、無駄にしない心を養う教えだ。寺の仏教行事と合わせることで、多くの人にこの問題を身近に感じてもらうほか、寺を訪れるきっかけとなることを目指している。
規格外の花を活用した特別装飾

多聞院の「花まつり」では、花まつりに欠かせない「花御堂(花で飾った小さなお堂)」を、規格外の花「プラスフラワー」で彩る。
茎の長さや曲がりを気にすることなく装飾ができるため、フラワーロス問題の解消にもつながり、旬の色とりどりの花でお釈迦様の誕生を祝う。なお、写真撮影も可能だ。
装飾に協力したのは、「花を通じて笑顔がうまれるひとときをお届けしたい」をコンセプトに、文京区白山に生花店「Hanavie(ハナビー)」を展開するHanavie社。Hanavie社では、規格外の花を「プラスフラワー」と呼び、生花販売だけでなく、イベント企画や装飾などを通し、「プラスフラワー」の普及にも取り組んでいる。
寺の文化を体験できるコンテンツ
多聞院では「寺をもっと身近に感じていただきたい」という想いから、一般の人も参加できる体験型イベントとして、伝統行事である「花まつり」を開催している。

「花まつり」では、花で飾られたお堂のお釈迦様に甘茶をかけて、無病息災や健康を願う。
参加者には甘茶が振舞われ、甘い香りとすっきりとした味わいを楽しめる。

そのほか、特別法要や僧侶たちが奏でる豊山太鼓「千響」や、だんごのキッチンカーも登場。
境内を巡って学ぶクイズラリーでは、クリアすると野菜詰め合わせがもらえる。
多聞院について
多聞院は、東京都新宿区弁天町にある400年以上の歴史がある寺院。御府内八十八箇所31番札所で、本尊は大日如来だ。
境内には新宿区登録史跡に指定されている江戸後期の平家琵琶の検校・吉川湊一や、日本新劇の草分け的女優だった松井須磨子の墓、詩人・生田春月の詩碑がある。
仏教行事を通じて社会課題と文化を伝える多聞院の「花まつり」に参加してみては。
■花まつり
日時:4月5日(日)10:30~14:00
場所:多聞院
住所:東京都新宿区弁天町100
参加費:無料 ※事前予約不要
エータイ公式HP:https://a-tie.co.jp
Hanavie社公式HP:https://hanavie.co.jp
(Higuchi)