
©︎十和田奥入瀬観光機構
十和田湖湖水まつり実行委員会は、「第61回十和田湖湖水まつり」を6月13日(土)に開催する。
「90周年」という大切な節目を地域で祝うために
1936年2月1日(土)に国立公園の指定を受けた十和田八甲田地域は、今年で指定90周年を迎えた。地域内の十和田湖畔休屋で例年2日間開催されてきた「十和田湖湖水まつり」だが、物価高騰や人手不足により、運営資金の確保が極めて困難となり、一時は「中止」も検討されたという。
しかし、震災やコロナ禍を乗り越え60回継続してきた矜持、そしてこの「90周年」という大切な節目を地域で祝いたいという想いから、実行委員会で協議が重ねられ、今年は1日に凝縮しての開催に至った。
新会長・下山政和氏のまつりへの想い
今年より、「十和田湖湖水まつり」の見直しと次世代へのバトンタッチを図り、新会長に丸哲下山政和氏が就任した。十和田湖畔で飲食店を営む下山政和氏は、幼少期からこのまつりの熱気に触れて育ち、「故郷の誇りを絶やしたくない」という想いを語っている。
また、「中止すべきという厳しい声があるが、一度やめてしまうと復活させることは、非常に難しいという懸念がありました。時代の変化とともに、まつりの中身や形が変わっていくことはあるかもしれません。しかし、『十和田湖湖水まつり』という名前だけは、何としても途絶えさせたくないという強い気持ちがあります。」と話している。
十和田湖の美しさを次世代へ継承
広大な区域内に、火山、カルデラ湖、原生的な自然林および峡谷などの景観要素を有する十和田八甲田地域は、1936年、日本を代表する自然の風景地の一つとして国立公園に指定された。
その後、八幡平地域も公園区域に加えられ、「十和田八幡平国立公園」として知られている。二重カルデラ湖である十和田湖は、顕著かつ特徴的な火山地形と静謐な美観で、その傑出性が認められたという。公園指定当時から、十和田湖および周辺は自然探勝、ドライブ、遊覧船、温泉入浴などの形で、多くの人々に利用されている。
国立公園に指定されてから90年、貴重な自然の保全と利活用により、変わらず優れていながらも気軽に楽しめる十和田湖の美しさを多くの人に知ってもらいたいという思いから、今年の「第61回十和田湖湖水まつり」の開催が決定した。
十和田湖湖水まつり実行委員会は、先人たちが守り抜いてきた十和田湖の美しさを、次なる100年へと繋いでいくこの重要な年に、イベントの開催に向けて準備に取り組んでいる。イベントの内容や有料コンテンツの申し込みなどの詳しい情報は、順次公開されていく。
「90周年」という大切な節目を地域で祝う「第61回十和田湖湖水まつり」、続報を楽しみに待ってみては。
■第61回十和田湖湖水まつり
開催日:6月13日(土) ※荒天などにより順延また中止になる場合がある
会場:十和田湖畔休屋
所在地:青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋486(十和田湖観光交流センター ぷらっと前)
公式HP:https://kosuimaturi.com
「十和田八幡平国立公園」詳細:https://www.env.go.jp/nature/nationalparks/list/towada-hachimantai
「十和田八幡平国立公園」見どころ・施設詳細:https://www.env.go.jp/nature/nationalparks/list/towada-hachimantai/spot
(yukari)