
佐渡汽船は、4月3日(金)より、新たに観光客向けのカーシェアリング事業を開始した。
同サービスは、従来のレンタカー事業を補完し、営業時間にとらわれない移動手段を提供することで、佐渡来訪者の利便性向上を図ることを目的としている。あわせて、レンタカーとカーシェアを選択できる新予約サイトを公開した。
24時間いつでも利用可能
佐渡来訪者の観光スタイルの多様化に伴い、従来のレンタカーに対して貸出・返却可能時間の拡大や利用可能時間の柔軟性など、新たな移動ニーズが高まっている。
特にカーフェリー・ジェットフォイルの発着時間が早朝や深夜におよぶケースがあり、従来のレンタカーは営業時間の制約があるため、「到着後すぐに移動できない」「返却時間に制限がある」といった課題があった。この課題を解決するため、佐渡汽船は24時間利用可能な無人カーシェアサービスを導入した。
同サービスでは、事前の利用者登録をすれば、早朝・深夜の船到着でも、24時間いつでも3時間単位で使いたい時に利用開始できる。返却も24時間いつでも可能だ。観光やビジネスなど、島内移動の自由度が大きく向上するだろう。
Web完結・完全無人でスムーズな利用
予約から開錠・返却まで、スマートフォンで完結。窓口手続き不要で、待ち時間なく利用できる。
レンタカーよりリーズナブルな料金設定
補償料・燃料代込みのわかりやすい料金設定で、1日から複数日までリーズナブルな価格帯を実現している。
ストレスなく移動計画を立てられる

新予約サイトでは、「レンタカー」または「カーシェア」を、ひとつの画面の中で用途や好みにあわせて選択可能だ。
直感的なUIでスムーズな予約手続きにより、佐渡到着前からストレスなく移動計画を立てやすい。
新たな島内移動ブランドの展開
同サービスの開始にあわせ、佐渡汽船グループでは、貸切バス・レンタカー・カーシェアを横断した新たなシンボル・ロゴを策定した。同取り組みは単なるサービス追加ではなく、「佐渡における移動体験を一体的に提供するブランド構築」を目的としている。
佐渡の豊かな自然は、長い年月の間に繰り返された地殻変動と沖合を流れる対馬海流や風の働きによって作り上げられたもの。また、地中のマグマの動きによって縦方向に金鉱脈が形成され、古くから金の島として繁栄を遂げてきた。
このような環境の中で島の人々は自然の恵みを大切にし、限られた資源を工夫しながら大事に使い続けてきており、そのひとつが「裂き織り」だそう。「裂き織り」は、古い木綿布や絹布を細く裂いて横糸にし、縦糸と織り合わせて、日常のさまざまな場面で使われてきた伝統的な織物だ。

新たなシンボル・ロゴのデザインは、伝統的な織物「裂き織り」をモチーフに、横ストライプは佐渡の自然・光・文化をあらわし、その基本色には飛島萱草色(とびしまかんぞういろ)を採用、縦ストライプは地中から伸びる金鉱脈になぞらえている。
なお、佐渡島の北部、大野亀は日本一の飛島萱草(トビシマカンゾウ)の自生地で、5月下旬から6月上旬には鮮やかな黄色の花で埋め尽くされる。
佐渡汽船は、今後も港周辺を中心に拠点の拡充を進めるなど、観光客の移動課題の解決に取り組んでいく。また、海上輸送に加え、島内交通の利便性向上を通じて、佐渡観光のさらなる価値向上に貢献していくという。
佐渡旅行の際には、24時間対応のカーシェアサービスを利用してみては。
■カーシェアサービス
サービス開始日:4月3日(金)
カーシェアステーション所在地:新潟県佐渡市両津夷255-69 ※両津港から徒歩6分
利用方法:年会費・月額費用無し、専用予約サイトより事前予約
専用予約サイト:https://www.sadokisen.co.jp/rentacar/carshare/
(オガワユウコ)