
山梨県甲府市にあるジェラート・フルーツ・干し芋を販売するnouto(ノウト)工場直売所と、清里高原のミルク工房、清里ミルクプラントは、チーズ製造の過程で発生するホエイ(乳清)を有効活用し、山梨県産フルーツと合わせたジェラートを共同開発。4月28日(火)よりnouto工場直売所で販売を開始する。
商品概要

新発売の「農良(のら)ジェラシー」は、山梨の恵みを詰め込んだ後味の爽やかなジェラート。清里の豊かな大地で育まれた生乳から生まれたホエイと、季節ごとの山梨県産フルーツを組み合わせたフレーバーを展開する。
桃フレーバーの「モモモーモ」は4月時点では山梨県産もも100%ジュースで作られ、7月以降に山梨県産「規格外桃」で製造される予定。いちごフレーバーの「いちちご」に活用されるのは、山梨県産「規格外いちご」だ。
価格はシングル450円(税込)、ダブル550円(税込)。
思い出に残る体験も
店舗には、ジェラートをただ食べるだけでなく、思い出に残る体験として提供するための仕掛けを用意。

専用のジェラートマシン「まきまきマシン」では、自分でくるくるとカップに盛り付ける体験ができる。

また、レインボーベーグルにホエイジェラートをトッピングする「レインボーベーグルがけ」はSNS映え抜群。見た目のインパクトや食感の楽しさ、そして高い栄養価を兼ね備えたメニューとなっている。
さらにnouto工場直売所が5月で1周年を迎えるのを記念し、5月2日(土)〜6日(水)の期間、感謝を伝える周年企画を実施。福袋の数量限定販売や干し芋・フルーツ・野菜の詰め放題ができ、5,000円以上の購入で買物券をプレゼントするとのこと。

昨年ヒットした、蛇口から山梨県産桃ジュースを注げるモモジャグチーも登場する。
ジェラート開発の背景
nouto工場直売所を運営するKEIPEは、障害者と地域の課題解決を目指すソーシャルベンチャーだ。

事業の一環として、2025年5月にnouto工場直売所をオープン。「畑で生まれた農作物を余すことなく活かしきりたい」という想いから、フルーツの正規品だけでなく、形が不揃い・小さいといった理由で市場に出回らない規格外品も使用し、ジェラートやドライフルーツ・干し芋を作っている。
また、「企画で規格を超えていく」をテーマに掲げ、規格外品の積極活用を通じて農家が安心して作物を育てられる環境づくりに取り組んできた。

その姿勢に共感したのが、山梨県の生乳処理施設である清里ミルクプラントだ。清里高原の酪農家が2002年に設立した清里ミルクプラントは、低温殺菌牛乳やチーズなどこだわりの乳製品を製造・販売するなかで、ホエイの活用に悩んでいた。

ホエイとは、乳脂肪やカゼインなど牛乳からチーズになる成分を取り除いた後の液体のこと。ホエイプロテインという高品質なタンパク質や必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養を豊富に含んでいる。
しかし、チーズを製造する際に生乳の約9割を占めるホエイが生じるにもかかわらず、活用しきれず廃棄されてしまうのが現状だという。

そこで、nouto工場直売所と清里ミルクプラントの「この栄養豊富な素材を、おいしく、楽しく、価値あるものに変えたい」という想いが合致。ホエイを有効活用したジェラートの共同開発が始まった。
栄養豊富なホエイを活かした山梨県産フルーツジェラートを味わうことで、酪農業界の課題解決に美味しく楽しく貢献してみては。
■nouto工場直売所
住所:山梨県笛吹市石和町駅前5-5
営業時間:9:30~16:30
定休日:木曜※7~9月は無休
KEIPE公式HP:https://keipe.co.jp
(紫原もこ)