
長野県上田市に本社を構える吉見鈑金製作所は、5月16日(土)、本社工場にて体験型オープンファクトリーイベント「Yoshimi Creative Festa 2026」を開催する。
同イベントでは、子どもから大人まで本格的な加工体験が楽しめるほか、ものづくり企業ならではの物販や飲食ブース、展示などを実施。入場は無料だが、一部体験は有料となる。
製造業の奥深さを体感できるイベント

職人が丁寧に教えてくれるので、お子様も安心して楽しめる
「Yoshimi Creative Festa 2026」は、地域住民は学生、家族連れなど幅広い世代を対象に、ものづくりに親しんでもらうことを目的とした単独オープンファクトリーイベントだ。前回の開催時には138人、吉見鈑金製作所が実施したオープンファクトリーイベント全体ではのべ347人が来場したという。今回で2回目の開催となる。
同イベントでは、工場見学や板金・溶接体験、オリジナル商品の販売などを通じて、製造業の楽しさと奥深さを五感で体感できる点が特徴だ。この体験を通じて3人の参加者が同社へ就職したという実績もあり、採用・地域認知の両面で成果をあげている。
子どもから大人まで楽しめる企画

当日は、さまざまな体験イベントが企画されている。

工場見学の様子
工場見学ツアーでは、普段は立ち入ることができない工場内を職人が案内してくれる。
工程担当者の解説とともに、機械の音や現場の空気感など、リアルなものづくりの現場を体感できるだろう。

板金で作られたゴム鉄砲
子ども向けのキッズ体験として、「世界にひとつのキーホルダーを作ろう!」「鉄のゴム鉄砲で、的を撃ち抜け!」を実施する。

溶接は職人が丁寧に教えてくれる

かたい鈑金も、機械を使えば簡単に曲げられる
また、本格体験には、身長140cm以上対象の「スマホスタンドづくり」をはじめ、「ミニ溶接体験」「本格!傘立て作り体験」を行う。
なお、「本格!傘立て作り体験」は、半日かけて実施され、有料かつ完全予約制だ。これらの体験では、生産で実際に使用する機械を操作し、金属の板を「切る」「曲げる」「溶接する」工程を体験できる。

オリジナル商品を販売
また、物販ブースでは、たき火台や鉄板、アクセサリースタンドなど、自社製オリジナル商品を販売する。

社員による焼きそばやフランクフルトの屋台、クレープのキッチンカーも出店予定だ。

社員パネル展示
さらに会場では、前回より5人分増えたという社員の人柄を知れるオリジナルパネル展示も行われる。
開催の背景
吉見鈑金製作所は、1971年に設立した長野県内有数の精密板金加工メーカーだ。試作から小ロット生産までに対応し、医療・食品・産業機械など幅広い分野の金属部品を手がけている。一方で、製造業は一般の人にとって接点が少ないため、仕事内容が見えにくいという課題も抱えていたという。そこで同社は “製造業のテーマパークを目指して”というビジョンのもと、ものづくりの現場をより身近に感じてもらうことを目的に「Yoshimi Creative Festa 2026」の企画に至った。
同イベントでは、工場を開放することで製造業の現場を体験として届けるとともに、仕事としての魅力や可能性を伝えることを目指している。

吉見鈑金製作所 代表取締役 吉見昌高氏
吉見鈑金製作所の代表取締役・吉見昌高氏は「製造業は、決して堅い世界ではなく、アイデアと工夫で人を喜ばせる創造的な仕事です。イベントを通じて地域の方々に“ものづくりの楽しさ”を五感で感じてもらい、次世代へ技術の魅力をつないでいきたいと考えています」とコメントを寄せている。
「製造業のテーマパーク」を目指す吉見鈑金製作所が開放する一味違ったオープンファクトリーイベント。職人の技術に触れ、自らの手で金属を形にする体験をしてみては。
■「Yoshimi Creative Festa 2026」概要
開催日時:5月16日(土)10:00~16:00(最終受付15:00)
会場:吉見鈑金製作所 本社
住所:長野県上田市小泉346-1
入場料:無料 ※一部体験は有料
詳細:https://sites.google.com/view/creativefesta2026/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
吉見鈑金製作所公式HP:https://yoshimi-b.co.jp
(Kanako Aida)