
米原康正氏が運営する「tHE GALLERY HARAJUKU」にて、4月22日(水)~29日(水)の期間、BAKENEKO氏による個展「STICK TOGETHER」が開催されている。
4月25日(土)18:00〜21:00には、レセプションパーティーが開催される。
BAKENEKO氏のプロフィール
BAKENEKO氏は、2020年に東京でストリートアートから活動をスタート。その後アメリカへ拠点を移し、デジタルアートを中心に独自の表現で注目を集め、2021年にはシアトルで初の個展を開催。ロサンゼルスに移って以降、フィジカルな作品制作へと展開を広げる。
現在は東京を拠点に、展示やインスタレーション、ブランドとのコラボレーションなど、国内外で活動を続けている。
BAKENEKO氏より
BAKENEKO氏は、以下のようにコメントしている。
「この展示は、『人は人を必要とする』というシンプルな考えを中心にしている。作品のキャラクターたちは、集まったり、重なったり、同じ空間を共有しながら存在している。ペアのように一緒にいることもあれば、ひとりでもどこか大きな繋がりの中にいる。分かりやすく助け合っていなくても、『一緒にいること』そのものが存在を形づくっている。『Stick Together』は、僕にとって生き方であり、つくり方でもある。友達と一緒に制作して、時間やアイデアを共有する中で生まれる繋がりが、そのまま作品に表れている。それは、孤独を避けたい気持ちや、人がいないとどこか空っぽに感じてしまう感覚から来ている。この作品達における繋がりは、完璧でも整ったものでもなく、ゆるくて曖昧で、変わり続けるもの。それでも欠かせない。そういう繋がりの中で見えてくるのが、この展示の中心でもある『Stick Together』」
キュレーター・米原康正氏より
米原康正氏は、以下のようにコメントしている。
「BAKENEKOは、ただ“キャラクターを描く作家”ではない。彼のキャラクターは、かわいらしさの輪郭をまといながら、その内側で常に『存在とは何か』『誰かとつながるとは何か』を問い続けている。
前回の個展で彼は、キャラクターという形式の中に潜む孤独や帰属の揺らぎを静かに提示した。そして今回の展示『STICK TOGETHER』では、その視線はさらに一歩進み、『人は人を必要とする』という極めてシンプルで根源的なテーマへと向かっている。
日米にルーツを持ち、東京とLAという異なる文化のあいだに生まれ育ちながらアイデンティティを見つめ続けてきた彼にとって、『つながり』は単なるテーマではなく、生き方そのものでもある。街にステッカーを貼る行為から始まった彼の表現は、人と人が作品を通して出会い、関係を生む瞬間の実感とともに育ってきた。
彼のキャラクターは、明るく、ポップで、親しみやすい。しかしその奥には、人が誰かと関わらずには存在できないという事実への静かな自覚がある。
『Stick Together』は作品のタイトルであると同時に、BAKENEKOという作家の方法そのものでもある。
今回の展示では、その変化と深化をぜひ体感してほしい(一部抜粋)」
ゼロイチの始まりの場所「tHE GALLERY HARAJUKU」

米原康正氏は、「tHE GALLERY HARAJUKU」が、アーティストたちにとって絵を販売していくことのファーストステップになればという想いで運営しているそう。
同氏は、毎日SNSをチェックし、ギャラリーにも足を運びながら、そこで出会った才能あるアーティストには必ず声をかけるようにしているといい、その際、フォロワーの数や展示歴といった条件は一切関係ないそうだ。大切なのは、同氏自身が「このアーティストの展示を見てみたい」と心から思えるかどうか。それがすべての判断基準だという。
同氏は、この場所を“ゼロイチの始まりの場所”と呼んでいる。
この機会に、BAKENEKO氏の作品に触れてみては。
■BAKENEKO SOLO EXHIBITION “STICK TOGETHER”
期間:4月22日(水)~29日(水)
会場:tHE GALLERY HARAJUKU
所在地:東京都渋谷区神宮前3丁目20-21 ベルウッド原宿1階-C
時間:11:00~19:00
tHE GALLERY HARAJUKU HP:http://thegallery-harajuku.com
tHE GALLERY HARAJUKU Instagram:https://www.instagram.com/the_gallery_harajuku
BAKENEKO Instagram:https://www.instagram.com/bakeneko.bakeneko
(Higuchi)