
長野県富士見町が、観光地域づくりの取り組みを本格的に開始し、3名による「観光地域づくり推進チーム」を発足。同取り組みでは、これまでの富士見パノラマリゾートや富士見高原リゾートを中心とした誘客に加え、全体の地域資源を活かした体験する・周遊する観光を進めていく。
地域資源を活かしながら、観光のあり方を育てる
これまで富士見町の観光は、「富士見パノラマリゾート」や「富士見高原リゾート」を中心に、年間約90万人の来訪者を迎えているが、その多くが日帰りとなっている。
今後は、富士見町に宿泊し、より長く滞在してもらうため、リゾートへの観光に加え、自然・景観・集落の暮らしや文化・人との交流など、地域ならではの多彩な魅力に触れられる体験プログラムを中心とした着地型観光が必要になっていくという。
長野県富士見町で始動した、観光地域づくりの取り組みでは、そうした地域資源を活かしながら、特定の施設だけで完結するのではなく、町全体をめぐり、滞在しながら楽しんでいただける観光のあり方を育てていく。
2026年度の取り組み
観光地域づくりにおいて、2026年度は、町内各所や集落にある観光資源の棚卸しを進めながら、滞在プログラムを構築。あわせて、多くの町民や事業者に、観光地域づくりの取り組みに参加してもらえるよう、観光地域づくりセミナーが開催される予定だ。
さらに、来訪者に富士見町の魅力を町全体で体験してもらえるような仕組みづくりも進めていく。
3人の「観光地域づくり推進チーム」メンバー

富士見町の観光地域づくりに取り組む「観光地域づくり推進チーム」のメンバーは、3人。
雨宮伊織さんは、観光庁認定・観光地域づくりマネージャーで、八ヶ岳観光圏スタッフ(DMO理事)。富士見町の魅力を発掘・発信する「おらほー富士見」代表だ。
上原万智子さんは、富士見町役場職員。2013年からスタートした富士見町の魅力を体験するツアー「おひさんぽ」の立ち上げとコース開拓を担当している。
北澤潤子さんは、富士見町の移住支援施設「ウツリスム」運営スタッフとして、富士見町の魅力を移住につなげる活動を担当。前職では、予約サイト「じゃらん」設立に携わっていた。
富士見町では、来訪者が富士見町の魅力を感じ、体験・滞在すると同時に、地域にとっても誇りや活力・観光収入につながる「住んでよし、訪れてよし」の観光地域づくりの実現に向けて取り組んでいくとのこと。観光地域づくり推進チームの活動の様子は、SNSや町の広報誌などを通して継続的に情報発信される予定となっている。
富士見町の地域資源を活かした観光地域づくりの取り組み、そして「観光地域づくり推進チーム」の活動に注目してみては。
富士見町HP:https://www.town.fujimi.lg.jp
(佐藤ゆり)