
AVANTIAは、平屋専門ブランド「RAN」から派生した将来快適住宅「RAN with」のモデルハウスを岐阜県岐阜市に建設し、4月30日(木)にグランドオープンした。
産学官連携による共同研究拠点としても活用
「RAN with」モデルハウスは、超高齢社会で暮らしの答えを探し続ける住まい将来快適住宅。産学官連携による共同研究の実証研究の場としても活用されている。
建築・福祉・ロボティクスの観点から、日常生活における動作や心理的変化を継続的に検証する取り組みを実施。超高齢社会における住まいの在り方をより現実的かつ実践的な形で明らかにすることを目指している。
高齢期の変化に寄り添うGX志向型住宅
「RAN with」は、平屋専門ブランド「RAN」が培ってきた”ワンフロアで完結する暮らしやすさ”を基盤に、より多様なライフスタイルや将来の変化に寄り添う住まいづくりを可能にした自由設計の平屋だ。
身体変化や生活動線の変化に対応できる可変性や、年齢を重ねても“暮らしの質”を高める工夫を随所に取り入れている。

具体的な特徴として、車いすが楽に転回できる広さを確保したポーチにゆるやかなスロープをプラスした玄関、主寝室からトイレまで一直線のスムーズな動線で将来的に介護ロボットや介助が必要になっても無理なくすれ違い・方向転換ができる幅を確保した安心動線、ガーデニングやDIYなどの趣味を通じて心に栄養を届け介護する側・される側の心身の負担軽減にもつながる土間スペースを備えている。
また、行き止まりのない回遊動線により家事効率を高め、将来的に介護ロボットなどを導入した場合でも動きやすい設計だ。
さらに、エネルギー消費を抑えながら快適性と将来性を両立するGX志向型住宅として、建物全体を隙間なく包み込む吹付断熱や外気の影響を受けにくいトリプルガラスを採用している。より断熱性能と気密性能を高めた仕様を選ぶことも可能だ。
「Hug」の展示で将来の暮らしを提案
「RAN with」では、従来のモデルハウスとは異なり、来場者が将来の暮らしを主体的に考えられる展示構成を採用している。

その象徴となるのが介護者の負担軽減や在宅での快適性向上を目的とした移乗サポートロボット「Hug(ハグ)※」の展示だ。来場者が実際の動作を体験することで、在宅介護における課題とロボット技術の可能性を生活者の視点から理解できる内容だ。
また、来場者アンケートを実施し、展示を通じて得られた意見を収集・分析している。寄せられた声を今後の家づくりや研究テーマに反映することで、より実態に即した住まいの提案につなげていくという。
こうした取り組みにより、同モデルハウスは一般的な平屋モデルハウスに加え、産学官が連携して介護・福祉分野の実証研究を行う共同研究拠点としての役割も担っている。
介護ロボットを使っての生活空間での活用を検証する実証研究や将来の介護課題に関する研究を継続し、「より永く住める家」「将来の介護を見据えた家」という「RAN with」のコンセプトを、実証研究で得たデータと生活者の声の両面から深化させていく考えだ。
超高齢社会における新しい平屋の在り方を体感しに、「RAN with」のモデルハウスに足を運んでみては
■「RAN with」モデルハウス
住所:岐阜県岐阜市宇佐3丁目17-16
延床面積:108.49㎡
来場:予約制 ※予約フォームより申込
時間:10:00〜17:00
「RAN with」公式サイト:https://hiraya.avantia-g.co.jp/ranwith
AVANTIAブランドサイト:https://avantia-g.co.jp/brand
※移乗サポートロボット「Hug(ハグ)」はFUJIの製品:https://hug.fuji.co.jp
(丸本チャ子)