
小金原公園のインクルーシブ遊具ブランコ(サポートシート)
千葉県松戸市のHPにて、誰もが遊べる「インクルーシブ遊具」がある3つの公園が紹介されている。
誰もが遊べる「インクルーシブ遊具」
インクルーシブ遊具とは、障がいのある子もない子も、年齢や性別、国籍などの違いにかかわらず、すべての人が分け隔てなく一緒に遊べるようにデザインされた遊具のこと。
視覚障害の人でも楽しむことができる音の鳴る遊具や、姿勢を保つのが難しい子どもでも体を預けて乗れるブランコ、視覚や触覚などの感覚を刺激する仕掛けなど、多様なニーズに応える工夫が詰まっている。
小金原公園
2023年に松戸市内でインクルーシブ遊具ブランコ(サポートシート)が設置されたのが、緑豊かな小金原公園。地域住民とのワークショップでの意見を踏まえたバリアフリー整備など、小さな子どもも安心できる公園を目指している。
最大の魅力は、段差を極力なくし、誰もがアクセスしやすいフラットな設計になっている点。歩き始めの小さな子どもから、ベビーカーや車いすを利用する人まで、つまずく心配をせずにのびのびと遊ぶことができる。地域の身近な公園から始まった、松戸市の新しい一歩を象徴するスポットだ。
新松戸中央公園

新松戸駅から徒歩13分ほどの場所にある新松戸中央公園にも、昨年新しいインクルーシブ遊具が仲間入りした。
こちらで人気を集めているのが、複数人で寝そべったまま乗ることができる「円盤型のブランコ(スウィング)」だ。体幹が弱くお座りが難しい子どもでも、友達や家族と一緒に揺れや風の心地よさを体感できる。
また、テーブルのように高い位置に設計された「高さのある砂場」も導入されており、車いすに乗ったままでも、無理のない姿勢で土に触れて遊ぶことができる工夫が施されている。
21世紀の森と広場「あそびのすみか」

松戸市を代表する広大な総合公園「21世紀の森と広場」。光と風の広場にある「あそびのすみか」は、緑と調和した独自性のある安全な遊び場だ。
園内にはインクルーシブな視点を取り入れた大型のオリジナル遊具が充実。車いすの人が座ったまま砂遊びができる「高さのある砂場」を併設したジオマウンテンをはじめ、体の特性に関わらず誰もが遊ぶことのできる音の鳴る遊具「パイプチャイム」や「ローラーマラカス」なども設置されている。
みんなが同じ場所で、同じようにワクワクできる。そんな優しさに包まれた、みんなが安全に冒険を楽しめる特別な空間だ。
松戸市の取り組み
松戸市では現在、「子育てしやすい街づくり」の一環として、市内の公園におけるインクルーシブ遊具の導入を進めている。先日、市内のユーカリ交通公園の魅力を楽しく伝えるSNS動画を公開しているが、今回はさらに視点を広げ、誰もが一緒に笑顔になれる遊び場について情報を提供している。
松戸市が策定した「公園再整備ガイドライン」でも、こうした誰もが利用しやすい公園づくりの推進が明記されている。特別な場所へ遠出するのではなく、地域の方の「身近な公園」にインクルーシブな環境を広げていくため、少しずつ整備を進めているそう。
HPでは、上記の3つの公園以外にも、インクルーシブ遊具を楽しめる公園を紹介している。
身近な遊び場から笑顔を広げる!インクルーシブ遊具がある公園をチェックしてみては。
小金原公園 所在地:千葉県松戸市小金原6丁目10
新松戸中央公園 所在地:千葉県松戸市新松戸6丁目22
21世紀の森と広場「あそびのすみか」 所在地:千葉県松戸市千駄堀269番地
松戸市 HP(インクルーシブ遊具の案内):https://www.city.matsudo.chiba.jp/shisei/toshiseubi/kouen/inclusiveyugu.html
(Higuchi)