
長野県富士見町の高原リゾート「富士見パノラマリゾート」では、5月23日(土)〜6月21日(日)の期間、「120万本のすずらん祭り」を開催する。
ドイツすずらんと日本すずらんが続けて開花
ゴンドラを降りてすぐ、標高1,780mに広がる「入笠すずらん山野草公園」では、約20万本のドイツすずらんが先陣を切って見頃を迎える。甘く芳醇な香りと大ぶりで丸みのある花が特徴で、園内を歩けば華やかな香りに包まれる。アクセスのしやすさから、子ども連れやペット同伴の人にも人気のエリアだという。

「入笠すずらん山野草公園」から徒歩約10分。標高1,734mの「入笠湿原」では、自生する100万本の日本すずらんが群生地を埋め尽くす。

ドイツすずらんに比べて小ぶりで楚々とした佇まいが魅力で、自生種としても希少。湿原ならではの瑞々しい風景のなかで咲き揃う様子は、この場所でしか味わえない景色だそう。
ドイツすずらんが先に見頃となり、続いて日本すずらんへとリレーするように開花が進むため、訪れる時期によって異なる表情を楽しむことができる。
前半に見頃を迎える入笠湿原のズミ

「120万本のすずらん祭り」の前半に見頃を迎えるのが、入笠湿原のズミ(別名コナシ)の白い花。蕾の時は濃いピンク色、それが一斉にほころぶと真っ白に変わるダイナミックな変化を狙って訪れる登山者やカメラマンも多く、春の入笠山を象徴する景色のひとつだという。

入笠湿原に枝を広げるズミが、湿原の一角を白く染める。満開の期間はわずか1週間から10日ほど。その瞬間に立ち会えた時の感動はひとしおだろう。
幻の花「釜無ホテイアツモリソウ」

「釜無ホテイアツモリソウ」は、ホテイアツモリソウ(ラン科)のなかでも入笠山・釜無山周辺だけに自生する変種で、普通のホテイアツモリソウよりも色が濃く、深い赤紫色の花を咲かせるのが特徴。環境省・長野県のレッドリストで絶滅危惧ⅠA類に区分される“幻の花”として知られている。
「入笠すずらん山野草公園」内に設けられた実験園では、富士見町アツモリソウ再生会議をはじめとする地域の保護団体と「富士見パノラマリゾート」が連携し、長年にわたる保護・育成活動を続けてきた。例年5月下旬から6月中旬にかけて、濃い赤紫色の花を咲かせるという。
山野草が次々と見頃に

入笠湿原や「入笠すずらん山野草公園」では、クリンソウ、

レンゲツツジ、

アヤメ、ウマノアシガタなど、時期によって異なる山野草が次々と見頃に。

準絶滅危惧種「イチヨウラン」も、地域での保全活動によって観察できる個体数が回復しているという。カメラを片手に春の高原をのんびり歩くにはぴったりのシーズンとなる。
日本百名山30座以上が360度の視界に飛び込む大展望

花々の咲く散策路を抜けて、入笠山山頂(標高1,955m)までは徒歩約60分。山頂に立つと、富士山、八ヶ岳、北アルプス、中央アルプス、南アルプスなどの日本百名山30座以上が360度の視界に飛び込んでくる。花の散策と山頂の絶景、両方を一日で楽しめるのが入笠山ならではの魅力だ。
ゴンドラは愛犬と一緒に乗車可能

「富士見パノラマリゾート」では、ワンちゃんのゴンドラ乗車が可能。ゴンドラはケージ不要で乗車できる。「入笠すずらん山野草公園」やハイキングルートも一緒に歩くことができ、愛犬との思い出作りにぴったりだ。
「富士見パノラマリゾート」について
「富士見パノラマリゾート」は、首都圏からのアクセスも良好な通年型の高原リゾート。春から秋にかけては花の名所として知られ、マウンテンバイクやハイキングなどアクティビティも充実。冬はスキー&スノーボードエリアとして営業し、多くの来場者で賑わう。地域の保護団体・自治体と連携し、釜無ホテイアツモリソウをはじめとする希少植物の保全にも継続的に取り組んでいる。
「富士見パノラマリゾート」では、「120万本のすずらん祭り」に続き、7月1日(水)より夏の花イベント「涼風の入笠花暦2026」を開催予定。詳細は今後発信されるので、チェックしておこう。
「120万本のすずらん祭り」で、春の高原を五感で楽しむひとときを過ごしてみては。
■120万本のすずらん祭り
開催期間:5月23日(土)〜6月21日(日)
場所:富士見パノラマリゾート
住所:長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703
ゴンドラ運行時間:8:30〜16:00(下り最終16:30)
特典:ゴンドラ往復券購入者に山野草の苗をプレゼント(数量限定)
料金:ゴンドラ往復 大人2,600円/子ども1,300円/ペット800円(税込)
富士見パノラマリゾート公式HP:https://www.fujimipanorama.com
(yukari)