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炭づくり110年の谷地林業、岩手県産ナラ炭由来の食品向け植物炭末色素を販売開始

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岩手県で炭づくり110年の歴史を持つ谷地林業が、岩手県産ナラ炭を原料とした食品向け植物炭末色素「黒炭パウダー(くろずみパウダー)」を開発し、5月より食品添加物(植物炭末色素)として販売を開始する。

微粒子設計が生む、均一で再現性の高い黒色表現


「黒炭パウダー」の最大の特徴は、微粒子化による「色味の調整しやすさ」と「再現性」にある。粒子径の中央値は約5.6μmと石臼挽き抹茶程度の微細さで、一般的な着色用炭粉末と比較して約20〜25%微細となっている。

粗粒が少なく食品中で均一に分散し、この微粒子化によりダマや着色ムラを抑え、均一で安定した色表現を実現。液体中でも沈殿しにくく均一な色調を維持しやすい点も特徴だ。


配合量を微調整することで淡いグレーから深い黒まで狙った色味を再現できるため、製品ごとの色ブレを抑えたい食品開発において安定した色調設計が可能となっている。

なめらかな口当たりを実現する炭粉末


「黒炭パウダー」は、粒子径の中央値が約5.6μmと石臼挽き抹茶程度の微細なため、食品中で均一に分散しやすく炭粉末特有のざらつきを抑えたなめらかな口当たりを実現している。


クリーム・ムース・アイスクリーム・飲料など口当たりが重要となる食品にも適しており、従来の炭粉末では対応が難しかったなめらかさが求められる用途にも使用できる。

不純物が少なく、風味への影響が出にくい

内閣総理大臣賞受賞の製炭技術

第57回農林水産祭 内閣総理大臣賞受賞

同製品は、内閣総理大臣賞を受賞した製炭職人による高度な炭化技術と、岩手県産ナラ材を原料としていることにより不純物が少ないという特徴がある。


苦みやえぐみといった風味への影響が出にくく、食品用途に適した炭粉末素材となっている(同社試験)。

実際に導入した食品加工業(製麺業)の開発担当者からは「黒炭パウダーを使用したところ、味が良くなった」との評価も得られているという。

日本の炭文化を背景とした素材価値


「黒炭パウダー」の原料となるナラ炭は、日本の伝統的な製炭技術によって製造されており、その品質は内閣総理大臣賞を受賞した製炭職人によって支えられている。

黒からグレーに至る繊細な色調は日本の美意識である「侘び寂び」にも通じる表現であり、単なる着色素材にとどまらず、海外市場において「日本品質」や「伝統文化」を体現する素材としての価値も期待される。

インバウンド需要や輸出向け食品においても付加価値提案のひとつとして活用できるとしている。

幅広い食品用途に対応

活用できる食品分野は、製麺(ラーメン・うどん等)、製パン・製菓、デザート・スイーツ(ムース・アイス等)、飲料、和菓子、外食・中食・加工食品など幅広い。均一で再現性の高い黒色表現が求められる製品や、既存品質を維持したまま意匠性を高めたい用途に適している。

販売と谷地林業について

「黒炭パウダー」は、食品製造業者向けの業務用用途を主軸として販売するほか、Amazon・楽天市場・黒炭良品店(自社ショップ)でのEC販売も実施。実店舗での販売も順次展開していく。


谷地林業は岩手県にて110年にわたり炭づくりを続けてきた企業である。創業以来の木炭製造を基盤としながら、森林整備(育造林)、素材生産、木質チップ製造、建設事業など、森林資源の循環利用を軸とした多角的な事業を展開している。

また、森林の育成から資源活用、地域インフラ整備まで一貫して取り組むことで、持続可能な地域社会の実現に貢献している。

微粒子・色調制御・再現性で“狙った黒”を実現する炭素材「黒炭パウダー」に、注目してみては。

谷地林業 公式HP:https://www.yachiringyo.com
黒炭良品店:https://yachiringyou.theshop.jp

(丸本チャ子)

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