
山形県鶴岡市のSHONAI代表取締役・山中大介氏が、初の著書を刊行する。書名は『地方の希望であれ』(英治出版)。10月17日(土)の発売で、9月11日(金)にAmazonにて予約受付が開始した。
地方でもがく当事者のために
本書の「はじめに」で山中氏は、地方でもがく当事者に向けて本を書こうと思ったことが執筆の最大のきっかけだと綴っている。
都市部の資本効率の高い産業で成功したインフルエンサーがもてはやされる一方、その豊かさを実感できている人は多くないと指摘。現実には、都市部より地方で暮らし働く人のほうが圧倒的に多い。もっとリアルで手触り感のある日常を生きており、そこにあるリアルにこそ社会の豊かさはある、と述べている。
日本を本当に変えるには地方を変える必要がある。圧倒的な可能性を秘めた地方から、日本のテンションを変えていきたいという思いを記した。
水田の真ん中のホテルから100億企業へ
本書は成功者の回顧録ではない。資本金10万円で庄内に移り住んだ「何者でもない若者」が、笑われながら水田の真ん中にホテルを建てるまで。そして四面楚歌のなか、「自分本位」と「地域本位」を貫き、山形・庄内の地から100億企業を目指す現在進行形の物語だ。逆風の中で培われた経営論を、包み隠さず書き記した。
第1章「狼煙を上げる」では、10万円を片手に山形へ。ペテン師扱いされた若者が、なぜ年間6万人が訪れるホテルをつくれたのか起業の経緯を紹介。第2章「すべてを懸ける」では、農業、観光、企業、教育。地域に立ちふさがる4つの壁を、どう壊し、イノベーションを果たしたかを記す。第3章「常識を超えてゆく」では、地方に蔓延する「諦め」や「当たり前」をひっくり返して世界に打って出るために、リーダーは何を考えるべきかを提言。第4章「希望を創り出す」では地方経営者が陥りがちな「思考の壁」の突破するために成すべきことを盛り込んだ。
山中氏のコメント

山中大介氏は、こうコメントしている。
「『本は出さない』と決めていた。それでも本を出す決断をしたのは、私たちと同じように地方からもがくすべての当事者に、伝えたいメッセージがあったからだ。いつの時代も、社会を、時代をつくるのは当事者であり、当事者だからこそ見えるリアルが地方にはある。評論や批評は容易だ。しかしそれでは希望となる変化はつくれない。この本では私たちが経験してきた12年間の血と汗と涙に徹底して向き合っている。無論、AIなど一切使用していない。約10万字を自らの手で書き上げた。今まで語ってこなかったSHONAIグループの軌跡や真実、地方からもがき続ける当事者としてのリアルを赤裸々に伝える。すべての当事者とともに、地方から日本のテンションを変えにいくために」
SHONAIグループについて
SHONAIは、「地方の希望であれ」をビジョンに掲げる地方発のコングロマリット企業だ。田んぼのど真ん中に年間6万人が訪れるホテル「スイデンテラス」を展開。観光・農業・人材・教育の4分野で、地方から世界に通用するイノベーションを起こし続けている。

山中氏の著書『地方の希望であれ』は、英治出版「土着のイノベーション」レーベルの発行。発売日は10月17日(土)、定価は1,800円(税抜)。判型は四六判、ISBNは978-4-86276-401-0だ。
地方から日本のテンションを変える一冊『地方の希望であれ』を、この機会に手に取ってみては。
SHONAI公式HP:https://shonai.inc
(熊田明日良)