この度、農林水産省は、11月28日~12月2日までの1週間、世界的なワイン教育機関であるWSET(ワイン&スピリッツ・エデュケーション・トラストの略。本部ロンドン)の日本酒コース講師候補者として、ワインのスペシャリストを対象にした日本酒研修を実施します。
日本酒は近年、海外でも大きな関心が寄せられるようになり、輸出数量も年々増加しています。
日本酒の海外普及をより加速するためには、海外における人材育成が重要であることから、農林水産省は、世界中から集まったWSET日本酒コース講師候補者に酒蔵を巡り日本酒の歴史や造り方などを学ぶ日本酒研修を実施いたします。
■日本酒研修の概要
日本酒コース講師候補として世界各国から募った8名のワイン専門家に対し、日本酒の造り方と、その背景にある風土や文化、そして日本食との相性などを学んでいただくために、兵庫県灘市や岐阜県飛騨高山などの酒蔵を巡ってもらい、日本酒の公的研究機関である独立行政法人酒類総合研究所(酒類総研)にて、株式会社山仁酒店の代表取締役副社長であり、IWC2007 Sakeシニアジャッジを努められた大橋健一氏などを講師に招いて各種研修を実施します。
スケジュールは以下の通りです。
11月28日(金):天領酒造(岐阜県下呂市)、平田酒造(岐阜県高山市)
11月29日(土):渡辺酒造店(岐阜県飛騨市)、日本食レストラン圓谷(愛知県名古屋市)
11月30日(日):櫻正宗酒造、白鶴酒造(兵庫県神戸市)
12月1日(月) :酒類総合研究所(広島県東広島市)
12月2日(火) :酒類総合研究所(広島県東広島市)
尚、本事業の概要は酒サムライサポーターズクラブのWEBサイト(下記参照)にも掲載いたします。
酒サムライサポーターズクラブホームページ http://www.sakeworld.co.jp