震災発生からほぼ4年経った今でも、仮設校舎や工場跡管理棟などでの間借り、仮設住宅のため校庭が使えない、復興半ばの東北の被災校(小・中学校)に、ベルマークが支援金を「直接」届けます。
ユーザーがネットショッピングの前にウェブサイトを経由すると発生するアフィリエイト広告費。それを支援金に変えることで、東北の被災校支援を継続しているウェブベルマークが、支援をもっと身近にするため、2015年3月2日から「1クリック募金」をはじめます。いつでも、誰でも、カンタンに支援!をモットーに、サイトに訪れ、バナーをクリックするだけで、協賛会社の協賛金の中から1クリックで3円の募金を生み出します。東北復興へ思いのある方々が、離れていても寄り添い続けられる、新しい仕組み、自宅でできるボランティアです。
一般社団法人ウェブベルマーク協会(理事長:小島敏郎/青山学院大学教授、元環境省地球環境審議官)は東日本大震災被災地等の復興支援に資することを目的に、2013年9月より「ウェブベルマーク運動」の取り組みを開始し、東北の被災校への支援を実施しています。
このたび、より多くの方が、より簡易に、支援に参加できるよう、支援ボタンをクリックするだけで、支援出来る仕組み「1クリック募金」を導入します。利用者のクリック数に応じて、協賛企業の協賛金から1クリックあたり3円の支援金が東北の被災校に送られます。募金後にはソーシャルメディアで善意の輪を広げてもらう仕組みも用意しました。また、支援の流れを図解するなどサイトのデザイン・構成も一新、よりわかりやすいサイトに全面リニューアルします。
さらに、ウェブベルマーク運動に広く興味を持っていただく仕組みの一つとして、「ウェブベルマーク・ブログ」も立ち上げました。ウェブベルマーク運動についての取り組みを紹介するだけではなく、被災地や被災校のいまを伝えるニュースや、東北のグルメ情報、観光情報なども発信していきます。東北地方に関する様々な種類の情報を起点にして、東北支援への関心が高まることを期待しています。
「ウェブベルマーク・ブログ」では、記事や画像の投稿も募集します。自分の書いた記事によって、読んだ人が東北に関心を持ち、実際に観光するきっかけとなることが、支援につながる一つの方法と考えています。
■ウェブベルマーク運動とは
ソーシャルグッドなオンラインショッピング体験。
東日本大震災からほぼ4年が経過し、被災地の現状を伝える情報は日に日に少なくなっています。復興途上にあるとはいえ、被災校における子どもたちを取り巻く教育環境は、まだまだ充分に復旧したとは言えません。
こうした背景から、従来のベルマーク運動(公益財団法人ベルマーク教育助成財団が運営)に加え、東北の被災校に特化し継続的に支援できる活動が必要だと考えました。ウェブベルマーク運動は、ウェブベルマークサイトを経由して協賛会社のオンラインショップで買い物やサービスを申し込むだけで、ユーザーの自己負担なしに支援金を生み出すことができる、新しい社会貢献活動です。
集めた支援金は、ベルマーク財団を通じ、年度ごとに各県校長会と協議し決定する、支援対象校(=支援が必要な学校)に届けられ、教育設備品や部活等の移動バス代などに充てられます。
■従来のベルマーク運動との違い
対象商品を購入後、ベルマークを切り取り集める従来のベルマーク運動と異なり、ウェブベルマークサイトを経由してからオンラインショップに訪問すると、そのショップで販売している商品すべてが対象になります。(一部、例外はあります)さらに、商品だけではなく、旅行や通信教育などサービス利用によっても、支援金を集められるのが、特徴です。
■ウェブベルマーク運動の協賛会社・サイト(順不同)
・楽天・ヤフー・リクルートジョブズ・リクルートライフスタイル・内田洋行・エプソン販売・キヤノンマーケティングジャパン・グリー・テレビ朝日・ユーキャン・ロッテ・ドゥクラッセ・朝日新聞社
■ウェブベルマーク運動の目標
2013年9月17日のサイトオープンから5年間をめどに運動を継続しています。日常的にネットショッピングを利用している方のうち、東北の子どもたちへの支援を継続したいという気持ちを持ち続ける方に参加していただき、できるだけ多くの支援を、復興期の東北の被災校へ届けていきたいと考えています。
■一般社団法人ウェブベルマーク協会 概要
設立: 2013年8月1日
所在地: 東京都港区赤坂5-3-1
理事長: 小島敏郎
社員: 公益財団法人 ベルマーク教育助成財団
株式会社 朝日新聞社
株式会社 博報堂
株式会社 博報堂DYメディアパートナーズ
株式会社 タグボート
ウェブベルマークサイトURL: https://www.webbellmark.jp
ウェブベルマーク・ブログURL: http://blog.webbellmark.jp