多様化する消費者の声を発信する新たな消費者団体として、「一般社団法人消費者のみらいを考える会」(代表理事:三谷 英弘)を設立しました。
近年、社会環境の変化により、消費者をとりまく環境は複雑化しつつあります。それにあわせて消費者の価値観、行動も多様化し、もはや「消費者」は一括りにできるものではなくなりました。特に、平成27年版の消費者白書によると、積極的な行動を心がける消費者が増えてきていると報告されています。このように自ら情報を入手し、自己責任にもとづき主体的な判断を行うことができる、いわば「自立した」消費者こそ、今後の消費者市民社会実現に求められるものです。
「消費者のみらいを考える会」はこうした自立した消費者をはじめとする多様な消費者の声をリサーチやSNS等を通じて把握し、政府、団体、企業に向けて発信していきます。また、これからを担う自立した消費者の育成支援に取り組んでまいります。これらの活動を通して、消費者の「最大多数の最大幸福」の実現を目指します。
当会の活動の一環として、この度「消費者契約法専門調査会」の中間とりまとめに対し、自立した消費者という新たな視点を加味した意見書を消費者委員会に提出いたしました。
本意見書は、消費者イコール「弱い」存在だとするのではなく、消費者像が多様化する中で、むしろどのようにしたら「自立した」消費者を育てることができるのかを含め、消費者関連法制度の在り方を見直す時期にあるのではないかという問題提起を含んでおります。
当会の意見書詳細については以下URLよりご確認いただけます。
消費者契約法中間とりまとめに対する意見
http://www.consumer-mirai.org/opinion/
今後も消費者の多様な声を発信していくために様々な施策に取り組んで参ります。
■団体概要
名称 : 一般社団法人消費者のみらいを考える会
代表者 : 代表理事 三谷 英弘(前衆議院議員・弁護士)
設立 : 2015年7月1日
所在地 : 東京都世田谷区池尻1-7-6-302
E-mail : info@consumer-mirai.org
URL : http://www.consumer-mirai.org
■代表理事 三谷英弘について
三谷 英弘(みたに ひでひろ) 前衆議院議員・弁護士
東京大学法学部及びワシントン大学ロースクール(IP LL.M)卒業。平成13年から弁護士(第二東京弁護士会所属)、現在までTMI総合法律事務所所属。主な業務分野は知的財産権(IT及びエンターテインメント産業)。その後、中央大学法学部兼任講師(担当科目はエンタテインメント法)、サンフランシスコのVIZ Media(マンガ出版社)勤務を経験、平成24年12月の第46回衆院選にてみんなの党として初当選(東京ブロック)。
衆議院議員在職中は経済産業委、安全保障委、消費者特別委、憲法審査会等に所属。みんなの党の倫理委員長も務める。みんなの党解党後、平成26年12月の第47回衆院選では無所属で立候補(東京都第5区)、落選。
平成27年7月に一般社団法人消費者のみらいを考える会を設立、代表理事就任。