この度、高千穂大学(東京都杉並区、理事長:成田博)は、2027年度入学者選抜より、入学金を現行22万円から2万円へ大幅改定いたします。
少子化による18歳人口減少と大学間競争が加速する中、同大学では「手続時の負担軽減」と「教育投資の再設計」を軸に、私学経営モデルの刷新を進めていきます。今回の制度改革では、施設設備費を授業料へ統合し、受験生・保護者視点で制度設計を見直しました。
入学時点でまとまった費用負担が発生する従来型モデルから転換し、入学金を実質撤廃することで4年間の負担を平準化しました。また、新カリキュラムの導入により専門性を深めながら領域横断的な学びを可能にする教育体制の整備や、高千穂大学の取り組みをより多くの生活者に発信する新しいコミュニケーション手法として各種SNSの開設などにも着手しています。
■改革のポイント
・入学金を22万円から2万円へ約90%削減
・“返還型”ではなく、最初から負担を軽減
・施設設備費を授業料へ統合
・4年間総額の学費構造を再設計
・少人数教育を維持
・主専攻+副専攻制度を拡充
・全学横断PBL教育を推進
■背景
“受験時点の負担”が大学選択へ影響
近年、大学受験を取り巻く環境は大きく変化しています。受験料、交通費、宿泊費に加え、私立大学では合格後短期間で入学金納付を求められるケースも多く、保護者・受験生双方にとって経済的負担が増加しています。
一方、18歳人口減少を背景に、大学側には「教育価値の再定義」も求められています。単なる偏差値競争ではなく、
・どのような教育を提供するか
・学生へどのように投資するか
・卒業後のキャリア形成をどう支援するか
といった観点が重視され始めています。
高千穂大学では今回、単なる入学金の値下げではなく、「教育投資の優先順位」を見直す経営改革として制度変更を実施します。
“安さ”ではなく「教育投資の再設計」
今回の制度改革では、「コスト削減型」の発想ではなく、“どこへ教育資源を集中させるべきか”を重視しました。2027年度以降、高千穂大学は次のような学びを拡充します。
1.新カリキュラムの拡充
・主専攻+副専攻制度(サブメジャー制度)
学生は所属学部・学科の専門分野に加え、他分野を副専攻として横断的に学ぶことができます。現在、22のサブメジャーを設置しており、
・マーケティング
・アントレプレナーシップ
・心理学
・表象文化
・数理・データサイエンス
・グローバル教養&ビジネス
・スポーツ
など、多様なテーマを学ぶことが可能となります。
近年、企業では「一つの専門性だけ」でなく、“複数分野を横断できる人材”へのニーズが高まっており、同大学では社会変化に対応した教育体制を強化しています。
・全学横断PBL(Project Based Learning)
学部・学科を越えてチームを編成し、企業や地域社会の課題解決に取り組むPBL型教育も推進しています。学生たちは、企画立案、調査分析、プレゼンテーション、チーム運営、実社会とのコミュニケーションなどを実践的に学ぶ。単なる座学ではなく、「実際に考え、動き、発信する力」を育成することを重視しています。
・少人数ゼミ教育
同大学では、40名以下の授業が全体の69%を占めています。また、1年次ゼミは13~15名規模で運営され、学生一人ひとりへの個別面談や学習支援も実施しています。大学生活への適応、進路形成、学習支援などを含め、教員との距離が近い教育環境を特徴としています。
・海外提携校拡充
海外提携校との連携も拡大しており、グローバル視点を育成する教育機会を強化しています。短期留学や海外交流に加え、多様な文化や価値観へ触れる経験を通じて、国際社会で必要となる視野やコミュニケーション能力の育成を目指します。
「学びの成果が可視化される大学」へ
同大学では、成績優秀者、資格取得者、課外活動で成果を上げた学生への表彰制度も強化しています。単なる「在籍」ではなく、何を学んだか、何に挑戦したか、どんな成果を出したか
を重視し、学生の成長や挑戦を可視化する大学づくりを進めていきます。
これは近年、就職活動において重視される「ガクチカ(学生時代に力を入れた経験)」形成支援にもつながる取り組みとなります。
2.表彰制度の拡充
学生の挑戦や成果を大学として可視化し、努力が正当に評価される環境を整えるため、表彰制度を拡充します。学業成績に加え、資格取得についても表彰対象を広げ、幅広い学生のモチベーション向上につなげます。
【学業成績ベースの主な表彰】

※高千穂大学提供
【資格ベースの表彰】
資格難易度をA・B・Cに区分し、段階別に表彰します。
資格A
公認会計士試験 短答式試験合格:20万円
公認会計士試験 論文式試験合格:30万円
税理士試験 1科目合格:10万円
日商簿記1級または全経上級:10万円
資格B(一律5万円)
リテールマーケティング(販売士)検定1級
応用情報技術者試験
保育士
英検1級・準1級
TOEIC L&R 785点以上 など
資格C(一律1万円)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
一種証券外務員資格試験
宅地建物取引士資格
基本情報技術者試験
秘書検定1級
TOEIC L&R 600~784点 など
高千穂大学関係者のコメント

プロジェクト主導 高千穂学園 代表業務執行理事 石井 康彦
受験生からすると、合格の権利を維持するための入学金は少ない方がいい。だったらやってみようということで、入学金を2万円にしました。現状の違和感から目をそらさず、「大学のあたりまえ」をひとつひとつ見直していく。高千穂大学は、学生を第一に考える大学をめざして半歩先へ進みます。

高千穂大学 学長 齋藤 元紀
社会が求めるのは、専門性に加え、複数分野を横断して課題を発見し、価値を生み出す力です。22のサブメジャーと全学横断PBLを核とするミライ共創カリキュラムは、産業界と地域社会が求める実践力を育てます。何を学び、何を成し遂げたかを自ら語れる人材を育成し、変化の時代の雇用に応える教育を実現します。
高千穂大学 建学の精神について
学風の指針 -「常に半歩先立つ進歩性」
「半歩」とは、自らの役割を着実に実行する不断なる行動の継続性を、また、「進歩性」とは、不断なる継続的行動力により培われた理論・知識を基礎に現象を客観的に捉えると同時に、現象を生起せしめる原因ないし法則性を分析し、そのうえで将来を展望しうる先見性を具備するという学問研究に求められる体系的・理論的資質を意味するものである。
更にこの学風の指針を具現化するための人格的資質すなわち、豊かな人間性・人格の形成を明確に示すものとして、「偏らない自由人」・「気概ある常識人」・「平和的国際人」を掲げ、これを学風の目標としている。
オープンキャンパスついて
本学のオープンキャンパスには様々なコンテンツが用意されております。受験生や保護者の方に理解してもらえるように分かりやすく、そして丁寧に工夫をこらしています。1回の参加で全てが分かるようになっておりますので、ご家族・お友達と一緒に参加してください。
オープンキャンパスについて:https://takachihomie.jp/
申し込みURL:https://www.ocans.jp/takachiho?fid=7AzOHqvK&_gl=1*54wnnr*_gcl_au*MTU2MTI1MDg2My4xNzc5ODczNjMy
※開催日程や時間、開催内容など、変更が生じた場合には上記のページでお知らせします。
※各回のテーマや模擬授業の詳細などは、決まり次第上記ページを更新します。