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The ONE Campaign

ONEがG7に対して極度の貧困を撲滅する対策を呼びかけ

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G7首脳は女児および女性を貧困から救い出すチャンスを握っている

東京発―世界の貧困と予防可能な疾患の撲滅のために活動する政策アドボカシー組織のONE(本部:米国ワシントンDC、プレジデント&CEO:マイケル・エリオット)は、2016年5月22日に東京において凧揚げキャンペーンを行い、G7伊勢志摩サミットにおいて女児および女性を貧困から救い出すことを世界の首脳に求めました。本イベントは、G7諸国の首都をはじめとする世界の各都市で行った2週間のキャンペーンを締めくくるもので、G7首脳会議において女児および女性の地位向上が優先的に扱われるべきであることを世界の首脳に働きかけるべく、ONEのメンバーが凧揚げを行いました。

  写真左:世界の各都市で行ったキャンペーンの様子/写真右:日本で行った凧揚げキャンペーンの様子

北米・アジア担当エグゼクティブ・ディレクターのトム・ハートは以下のように述べました。

「各国首脳に今週の首脳会議で女児および女性を貧困から救い出すための議論を行ってもらうべく、この数週間にわたってG7各国の首都にONEメンバーが集まりました。
女児および女性は貧困のため、あらゆる方法で深刻な被害を受けています。貧困層や女性に生まれくることで、不平等、抑圧そして貧困という苦難が一生続くことになりかねません。よって、G7は開発プログラムに投資し、世界、特に女性における極度の貧困を撲滅してゆくべきです。女児および女性は世界の人口の約半数を占めるにも関わらず、男性と比べて偏った割合で感染症の影響を受けています。エイズ撲滅に向けて進捗しているにも関わらず、世界では未だ女性の主要な死因となっています。また栄養不良の問題は途上国の成長を妨げ、何百万人もの潜在的な可能性を奪っています。世界における5億人もの女性が貧血で苦しんでいますが、健康のみならず労働生産性にも深刻な影響を与えているのです。

日本は先週、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)に対して新たに力強い拠出を決定するとともに、「女性の活躍推進のための開発戦略」を新たに発表し、世界的な不公正に対処すべく待ち望まれたリーダーシップを示しています。

ONEは、すべての人がいち早く貧困から脱し、世界における極度の貧困を撲滅させるには、女児および女性に対する優先的投資が必要と考え、G7諸国の首脳に対して、グローバルファンドによる130億米ドルの調達と、2016年のコミュニケにある栄養プログラムを完全に支援することを求めています。」

ONEについて
ONEは、主にアフリカにおける極度の貧困と予防可能な疾患撲滅のために行動する700万以上ものメンバーによる政策アドボカシー組織です。エイズその他予防可能な疾患と闘い、農業や栄養問題への投資を増やし、貧困対策プログラムの透明性を最大限に高めることができるように、政治的党派に関係なく、国民の意識を高め、政界リーダーに働きかける活動を行っています。
https://www.one.org/international/

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