贈賞式は4月8日午後1時から、東京・二子玉川で開催。プレゼンターにシンガー・ソングライターのmiwaさん登場!
日本新聞協会は6日、「HAPPY NEWS 2016」の結果を発表しました。HAPPY NEWS大賞は、瀬戸内海に浮かぶ怒和(ぬわ)島の小学校の「海テラス給食」を紹介した記事にコメントを寄せた広島市の財満純子さん(69)。贈賞式は8日午後1時から東京・玉川の二子玉川ライズで開催します。プレゼンターは最新アルバム「SPLASH☆WORLD」が好評のシンガー・ソングライターのmiwaさん。
新聞を通して読者に笑いや感動を届けてくれた人に贈る「HAPPY NEWS PERSON」に選ばれた鹿児島県出水市のご当地ヒーロー風グループ「西出水爆笑戦隊」や、「HAPPY NEWS PERSON」特別賞に選ばれた理化学研究所の研究グループなどが登壇します。

大賞を受賞した財満さんが読んだのは、瀬戸内海を眺めながら屋外で昼食を楽しむ愛媛県松山市立怒和小学校の給食を取り上げた記事。同小の全児童は9人で、島に中学校はなく、卒業すれば隣の島で寮生活を送ります。子ども達の思い出づくりに温かな視点で思いを寄せている点などが評価されました。
「HAPPY NEWS PERSON」に選ばれた「西出水爆笑戦隊」は、50代のリーダー・レッドを中心にグリーン、悪役1号、2号の4人が、夏休みに子ども会のラジオ体操会場を巡りお手本を示すユニークさが受賞のポイントになりました。
同特別賞には、2004年に世界で初めて原子番号113の新元素合成に成功した理化学研究所の超重元素研究グループが選ばれました。発見者として新元素名を「nihonium(ニホニウム)」、元素記号を「Nh」と提案し、16年11月に正式決定しました。新元素命名というアジア初の快挙を伝える記事に、全国から「胸が躍った」「夢をありがとう」などの反響が寄せられました。
このほか、HAPPY NEWS賞2016を11件、大学生大賞(グループ)1件、大学生大賞(個人)3件、家族賞3件などが決定しました。今回は、3860件(うち大学生1245件)の応募がありました。
HAPPY NEWSは、新聞協会が2004年度から始めたキャンペーンで、新聞を読んでハッピーな気持ちや、新たな気付きを与えてくれた記事とコメントを募集しています。新聞が事件や事故だけでなく、心が温かくなるニュースも届けていると知ってもらうのが狙いで、ハッピーなニュースが増え、世の中が少しでも明るくなるようにとの思いが込められています。
受賞作品は、新聞協会のウェブサイト「よんどく!」(http://www.yondoku.com)で見ることができます。
贈賞式は、8日(土)午後1時から。問い合わせは、新聞協会企画開発部企画開発担当まで(03―3591―4637)。