「東京150年」を記念して復刻するカッパバッジのデザインが決定しましたので、お知らせいたします。
東京都は、平成30年(2018年)が江戸から東京への改称、東京府開設から150年の節目であることを記念し、「Old meets New 東京150年」事業を展開しています。
このたび、「東京150年」を記念して復刻するカッパバッジのデザインが決定しましたので、お知らせいたします。7月上旬から都内各所で販売します。販売場所や価格、都有施設の無料化などの企画については、今後発表する予定です。
1 「東京150年記念」カッパバッジ
(1)デザイン

(2)デザイナー
安齋 肇氏

(プロフィール)
○ 昭和28年生まれ。東京都出身
○ イラストレーター、アートディレクター
○ キャラクターデザインやアートディレクション、
絵本等を手掛けるほか、テレビ出演など多彩に活動
安齋氏からのコメント
誰が見たのか、赤ちゃんからお年寄りまでカッパのキャラクターは沢山います。カッパは永遠のキャラクターです。150年を迎える東京のカッパちゃんは、元気いっぱい。白いお皿のまわりには月桂樹のような冠、真っ直ぐ未来を見て大きく息を吸い、目一杯の笑顔に、ハートを込めて。大きなイチョウの葉でジャンプして、突き出した手で50のサイン。飛躍で50。ヒャクゴジュウと叫びながら、魂込めて描きました。小学校の時、親からもらったカッパバッジ。喜んで帽子に付けたら、無くすぞと言われ、結局宝物箱に入れました。150年のカッパちゃんが皆様に愛されますよう、心から願っています。
2 旧作カッパバッジ
(1)デザイン


(2)デザイー小島 功氏(昭和3年~平成27年)

(プロフィール)
○ 昭和3年生まれ。東京都出身
○ 漫画家、イラストレーター
○ 昭和51年~平成9年にカッパバッジをデザイン
○ 昭和43年 文藝春秋漫画賞受賞
平成2年 紫綬褒章受章
平成11年 勲四等旭日小綬章受章
○カッパバッジとは
昭和31年、太田道灌(どうかん)の江戸築城500年を記念して行われた「大東京祭」の記念バッジに由来。昭和34年からカッパのデザインとなり、平成9年まで発行。毎年10月1日の「都民の日」を前に、宝くじ売り場などで販売され、動物園などの都施設や都電が無料となる目印として親しまれた。「東京150年」の節目である平成30年、平成9年以来、21年ぶりに復活することとなる。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/34605/table/2_1.jpg ]