自由に動けない今だからこそ、日本酒を通じて、ゆっくりじっくり満喫できる日本巡りを、オン/オフラインで実現します。
日本を旅する旅行者にユニークな体験プログラムを「テーラーメイド」で提供する株式会社みたて(京都市:代表取締役 庄司英生)は、3年後に戻ってくると想定されているインバウンドの先行獲得を見据え、日本酒を通した新しい旅のカタチを実現する、体験型会員制サービス「朔(さく)」の募集を2021年2月よりスタートさせました。コロナと対面したからこその日本巡りを提案していきます。
【自由に旅が出来ない今こそ、身近なのに目が向かなかった日本を知るチャンス!という発想】
新型コロナウィルスの影響により、旅行産業を取り巻く環境はすっかり変わりました。しかし、まだまだ発掘出来ていない“日本”が全国にたくさんあります。StayHome生活による家時間の充実、自分への投資という気分の高まりを機運と捉え、旅を感じる体験と共に日本の良さを知ってもらえる新しい旅のスタイルを確立出来ないかと考えたことから「朔」は生まれました。

【なぜ日本酒?日本酒は地域最良のストーリーテラーだから】
日本酒は我々の生活とどのような関わりがあるか。原料である米は日本人の主食であり、育てる気候風土と土壌、
五穀豊穣を願う地域色のある神楽などの神事や芸能で振る舞われ、その地の土で作られる酒器でいただく、そこにある料理等々、日本酒を軸にすると、様々なことを紐解くことが可能となります。田植え前の祈祷から始まる日本酒造りは10ヶ月もの時間を費やします。その時間を日本酒に深く結びついた10のモノやコトを、その地ゆかりの話し手によるオンライン講座で紐解き、春と秋に日本酒をお手元にお届けします。


日本酒は、播磨・加西市の純米蔵として名高い「富久錦」に醸造していただきます。
【「朔」がインバウンド先行獲得になる、その訳】
海外の個人旅行の富裕層は、地域色のある本物(観光客向けではない)の”日本”体験を選ぶ傾向が高いとわかっているにも関わらず、そのようなコンテンツが確立されている地域は限られているのが現状です。「朔」では、コロナ禍を好機とし、日本酒をハブとして、その地域らしさを紐解き、オンライン/オフラインで、英語でも体験できる環境を作ります。まだインバウンドが訪れていない地域(=田舎)を、「朔」独自のシステムで旅することにより、コロナ回復期を迎える時に、創業から展開している体験プログラムをリアルに提供することを見据えています。

【「朔」に込める想い】
「朔(さく)」は、「陰暦における月の第1日目=新月」を表す漢字です。「ついたち」とも読み、ここから満月に向けて月が満ちていくことから、ものごとの始まりを意味します。先行きが不透明な今。日本酒を通じて風土を感じることで、自分の足元をゆっくり見つめなおし、日常の美しさに気づくきっかけを提供したいと考えています。新たな体験や知ることで自身の感覚も満ちていく、そんな機会になればと願い、ブランドネームとしました。

【「朔」商品概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/73473/table/2_1.jpg ]
【メッセージ 「コンテンツを有する者”が適切な収入を得ることが出来る仕組みを作る」】
切り立った断崖絶壁にある香川県ある島にあるお寺は、瀬戸内海を眺める絶景。欧米インバウンド向けにアレンジされたプライベートツアーは10万円以上の高額にもかかわらず、当該のお寺に支払われるのは、護摩木1本のたった500円。旅行者はそのお寺(コンテンツ) に10万円を払うのですが、そこには1%もお金が落ちない。美しい京都の街並み、古都奈良の古い神社仏閣なども同じで、旅行者はコンテンツを求めて足を運ぶのに、儲かるのは交通機関・宿泊施設・レストランといった施設産業であり、いわゆる「コンテンツ・ホルダー」ではないというジレンマ。インバウンド産業は5兆円市場に近づいていますが、その95%以上は実は上記のような施設産業に流れる現状に疑問を感じ、いつかコンテンツの価値を換金化できる事業をやりたいと思い続けてきました。
コロナウィルスと共存する社会において、新しい旅のスタイルが求められる時代となり、今がそのタイミングではないかと考えています。「地域らしさを紐解き、それをオンラインで配信しつつ、オフラインでは日本酒酒の醸造が同時進行で進む。10カ月後、そのお酒を口に含むときに、五感を使った体験が完成する。」今回の運用をきっかけに、今後様々なコンテンツホルダーとの事業展開をして参ります。