敷地面積約5,000平方メートル にタウンハウス・バンガロー(大型邸宅)計16棟や共用施設などを建設する共同開発プロジェクトを展開
V3D Asia株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:浅見 潤、以下 V3D Asia)は、マレーシアにおける事業拡大を目的に現地子会社を設立し、同国クアラルンプール近郊のチェラス(Cheras)地区において、土地オーナーとの間で3Dプリンター建築による住宅開発プロジェクトの共同事業進めることとなりましたことをお知らせいたします。
本プロジェクトは、敷地面積1.16エーカー(約5,000平方メートル )に、3Dプリンターで建設された住宅や共用施設を備えた「ゲーテッドコミュニティ」を開発するもので、東南アジアにおける商業ベースの3Dプリンター住宅開発としては最大級の事例となる見込みです。

開発プロジェクトの全体俯瞰イメージ。タウンハウスとバンガローが配置されたゲーテッドコミュニティ
■ プロジェクトの背景と目的
【背景】
東南アジア諸国では経済成長に伴う都市部への人口流入により、住宅不足や建設コストの上昇が課題となっています。V3D Asiaはこれまで、独自開発の3D建設プリンターと特殊添加剤技術を用い、現地材料を活用した低コストかつ短工期な建築ソリューションを提供してきました。
【目的】
この度、マレーシアでの不動産開発事業推進の拠点として現地子会社Nuvahを設立いたします。本プロジェクトは実証実験ではなく、実際に居住・販売可能な「商業ベース」での大規模な3Dプリンター住宅開発となります。
この案件をきっかけに、マレーシア国内および東南アジア全域における3Dプリント建築の普及を加速させます。
■ 開発プロジェクト概要
開発地: マレーシア クアラルンプール近郊 チェラス(Cheras)地区
敷地面積: 1.16エーカー(約5,000平方メートル )
建設予定施設:
3Dプリンター住宅 合計16棟
タウンハウス:10棟
バンガロー(大型邸宅):6棟
共用施設:クラブハウス、プール
その他:セキュリティゲート等
■ V3D Asiaの強み:「現地材料」×「3Dプリント技術」
本プロジェクトでも、V3D Asiaの核心技術である「特殊添加剤技術」が活用されます。
現地の安価なコンクリート材料に独自の添加剤を配合することで、3Dプリントに最適な高機能建材へと変化させます。これにより、材料の輸入コストや輸送による環境負荷を削減しつつ、現地の気候風土に適した高品質な住宅建設を可能にします。
■ 今後の展望
本マレーシア・チェラス地区でのプロジェクトを皮切りに、クアラルンプールの高級住宅開発や近郊都市でのタウンシップ開発などマレーシア市場を深耕するとともに、すでに獲得しているインドネシア(バタム島)の大規模開発の建築受託と合わせて東南アジア各国での展開を順次拡大し、東南アジアでの3D建築事業会社としての圧倒的N0.1の地位を確立してまいります。
また、これらの海外プロジェクトで培った大規模な3Dプリンター建築のノウハウと実績を基に、将来的には日本国内における本格的な住宅供給や災害復興住宅などへの技術展開も視野に入れ、建設業界の課題解決に貢献してまいります。
■ 会社概要
会社名: V3D Asia株式会社
代表取締役: 浅見 潤
所在地: 〒102-0085 東京都千代田区六番町7−11 ESCALIER六番町1F
事業内容:
3D建設プリンターおよび関連材料の開発・提供
3Dプリンター建築による建設サービス
建設プロジェクトに関するコンサルティング
URL: https://v3d.asia
■ 本件に関するお問い合わせ先
V3D Asia株式会社 広報担当
E-mail: contact@v3d.asia