ピンタレスト•ジャパン株式会社(本社 : 東京都目黒区 代表取締役社長 : 定国直樹 以下 Pinterest Japan) は2015年10月28日(水)にお菓子やパン材料、ラッピングの通信販売サイトcottaとイベントを開催いたしました。
Pinterest(以下、ピンタレスト)は、世界の素敵なアイデアを集めるツールです。ユーザーはテーマ別に作成した「ボード」に気に入った画像(「ピン」と呼びます)を収集し、お気に入りのコレクションを作成します。ピンタレスト内で検索をしたり、他のユーザーのボードを見たり、ピンタレストのおすすめするピンを見たりすることで、お気に入りのピンを見つけることができます。また、ウェブサイトを閲覧している際に見つけたお気に入りの画像をピンすることもでき、オンライン上のあらゆるところからピンを自分のボードに集めることができます。
イベントには、数ヶ月前まで勤めていた会社を退職しフリーのお菓子研究家となり、cottaでも人気のフードブロガーであるmarimoさんが登場。ピンタレストを活用したレシピ開発方法を披露していただきました。
例としてあげてくださったのは「スキレット」というフライパンを使った料理の依頼があった時のお話です。まず、スキレットを使ってどんな料理があるかのアイデアをピンタレストで検索し、ボードにまとめていきます。ボードに集めたスキレット料理画像の中から”作りやすそう”、”見栄えが良い”などの基準を元に「ダッチベイビー」というドイツ風パンケーキにメニューを決定。そこからレシピを起こしていく、という流れをご紹介いただきました。このように、何か使いたい材料や器具があるときには、その言葉で検索してピンをボードに集め、それをみてメニューを絞り込み、絞り込んだその料理もピンタレストで検索、別のボードにまとめているそうです。
料理の写真撮影時のスタイリングに関してもピンタレストを使っているそうで、気に入ったピンを見つけたら、そのピンから言えることを書き出し、「写真が切れているから続きを連想させる」、「スプーンやストローは手前を向いている」、「下に敷いた布と料理を反対色にしている」などと分析し、そこから何が学べるのかを考える、と加えました。
実際にmarimoさんが作ったダッチベイビーは、ピンタレストを使って膨らませたアイデアやイメージ、スタイリングや写真撮影方法などの詰まった出来上がりであることが見て取れます。
「日本で流行り出す前のものでも、ピンタレストなら海外事例がたくさん見つかるんです。」とのコメントにあるように、スキレットやダッチベイビーのような日本ではまだ馴染みの薄いものでも、ピンタレストを使えばたくさんのアイデアが集まり、marimoさんのレシピ開発には欠かすことのできないアイデアツールであると言っても過言ではありません。
「想像することとは、アイデアを掛け合わせること。人はどれだけ真似しようとしても完璧に真似することはできない。それが自分のオリジナリティーに繋がる」と述べ、ピンタレストから得た料理のアイデアを自分らしく作り上げる楽しさを、会場となったPinterest Japanオフィスに集まった皆様にお伝えいただきました。ピンタレストを使って得たアイデアを元に生まれる、素敵なレシピとスイーツがこれからますます楽しみです。
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