在宅勤務・当日有休・分煙環境の整備が、潜在的な転職意欲を最大27%掘り起こす結果に
PAX株式会社(は、就業者2,000名を対象に「働き方と採用に関する意識調査」を実施しました。その結果、「在宅勤務」「当日有休申請」「クリーンな分煙環境」の3要素が、効率的に優秀層を惹きつける「採用の新しい打ち手」になることが判明。特に分煙環境の整備は、採用単価をエージェント経由と比較して劇的に抑えられる「高ROI施策」としての側面が浮き彫りになりました。

調査結果の概要
- 求人への応募者数を増やすための施策をコストパフォーマンス順に見た場合、上位に入ったのは(1) 在宅勤務 (2) 当日有休申請可能 (3) クリーンな分煙室の設置 であった。該当する人口の比率と転職エージェント費用のコストパフォーマンスを推定した結果、これら3つが求人数を増やすために取るべき打ち手となった
- 正社員の25.3%が「有給休暇の当日申請が可能」ならば、そして同13.4%が「通院しながらの勤務が可能」であれば、特に転職を検討していなくても応募を検討すると回答
- 喫煙者は全体の2割に及ぶ一方、分煙室は100万円台から設置できるため、1人でも喫煙者が入社すれば転職エージェントを活用するよりも安価に採用できる「高コスパ」施策と判明
1. 「在宅勤務」「当日有休申請可能」で全ての層が転職を検討
今回の調査では正社員の約4人に1人(25.3%)が「当日有給申請が可能」であれば、特に転職を検討していなくても応募を検討すると回答しました。
また、「在宅勤務」についても同様に27.0%と極めて高いスコアを出しています。システムの刷新費用を50万円と仮定した場合、在宅勤務制度を導入する施策は最大2,000倍のコストパフォーマンスを発揮します。
2. 「喫煙者」は他社が無意識に切り捨てる巨大な人材市場
調査では喫煙者が全体の約2割(19%)に達しました。さらに、喫煙者の12.7%はクリーンな分煙環境があると明記されただけで『特に転職を検討していないとしても、この条件があれば転職を検討する』と回答しています。また、転職先を選ぶ際の条件としては4人に1人(25.2%)が分煙環境を重視しています。
分煙ブースはオフィスに100万円台の価格で設置できるため、エージェントで1人採用する紹介料(180万円)よりも安価な投資で、他社が手放す「2割の母集団」を独占的に惹きつけることができることが分かりました。
3. 高年収層ほど「柔軟な時間に働けること」で会社を選ぶ
世帯年収1,000万円以上の高年収層は一般層よりも在宅勤務に強く惹かれることが分かりました。さらに持病や介護が必要な家族を持つ層には「通院しながらの勤務」に寛容な制度がアピール要素となることが分かりました。
調査の背景 人件費を上げられない中小企業向け採用施策
現在、日本の採用市場は空前の売り手市場にあります。そのため、企業は優秀な人材一人を確保するために、高額な求人広告や、採用した方の年収のうち30%~35%を紹介手数料として転職エージェントに支払うことが常態化しています。しかし、多額の予算を投じる採用手法は、資本力のある大手企業が有利となりやすく、日本の99%以上を占める中小企業には苦しい選択肢です。
その一方で、高いスキルを持ちながらも「通院が必要」「育児・介護中」「職歴にブランクがある」といった属性を持つために、既存の採用選考から無意識に排除されている優秀層が存在します。本アンケート調査は、最小コストで他社が取りこぼしている優秀な応募者を惹きつける方法を解明しました。
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調査の全文はこちらからご覧いただけます(PDF)
d84660-3-efb268fabe7b437bd61b73356bde5884.pdf調査概要
調査対象:日本国内の就業者2,000名(正社員・自営業・フリーランスを含む)
調査手法:インターネット調査
調査期間:2026年2月16日
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