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AEye 、世界で100 件以上の特許を取得 LiDARの知的財産面でのリーダーシップを拡大し重要なマイルストーンに到達

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AEye のアダプティブ LiDAR システムの基礎となるインテリジェントシステムアーキテクチャ、モジュラーハードウェア、ソフトウェアなどで独自の特許

この記事は現地時間2021年9月21日に米国AEye, Inc.より発行されたプレスリリースの抄訳です。原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先されます。

カリフォルニア州ダブリン – 2021年9月21日 – アダプティブ(適応型)高性能 LiDAR ソリューションのグローバルリーダーである AEye, Inc.(NASDAQ: LIDR)は本日、出願特許が 4大陸、10 か国以上、100 点以上に達したことを発表いたします。最新のものを含むAEye の幅広い特許請求では、新たなインテリジェントデータ収集やデータ品質の拡大、AEye センサーの拡張による光通信ネットワーキングの提供など、独自の画期的なコンセプトを取り扱っています。最近認められた業界初の光学データネットワーキング特許では、AEye はセンサーレーザーの安全なデータキャリアとしての使用を実現し、アジャイルで信頼性の高いレーザーベースの統合センシングと通信を活用した新しいビジネスチャンスを開拓しています。

AEye 独自のソフトウェア駆動のインテリジェント LiDAR システムであるiDAR™ (Intelligent Detection and Ranging:インテリジェント検知および測距)は、複雑さをハードウェアからソフトウェアへと移行したアダプティブなプラットフォームです。この高性能で低コストのシステムは、モジュラー設計で、ソフトウェアにより適応し、あらゆるマーケットに対して容易に最適化できます。

AEye の持つ特許ポートフォリオは概ね以下の4つのグループに分類されます。

1. インテリジェントモジュラーアーキテクチャ
この特許グループは、AEye のインテリジェントモジュラーバイスタティックアーキテクチャ、システム設計、および MEMS ベースのアジャイルな LiDAR を行う半導体に関連しています。多くの LiDAR プロセスがリニア方式またはシリアル方式を取るのに対し、AEye の並行処理はバイスタティックアーキテクチャを使用しています。このアプローチにより、AEye は個別のパスからの光の送信と受信を可能にすることで、 iDAR™ 知覚システムとアダプティブ機能を供給し、業界随一の距離、分解能、リフレッシュレート、アジリティ、インテリジェンスを実現します。加えて AEye の設計では、ルーフ載置限定の一部の LiDAR センサーと異なり、ハードウェアのパッケージングと車両搭載に柔軟な選択肢があります。また、これらの特許には、車両振動や温度変化時に目的の場所でスキャンを継続するための全体アーキテクチャとフィードバック技術の保護や、検知パルス幅と受信機帯域幅を制御する機能も含まれます。

2. オープンシステムと拡張データ機能
2つ目の特許グループは、 ソフトウェアによる定義が可能な AI 技術と、レーダー、カメラ、 IMU など他の既存センサーとの統合を実現する iDAR の機能です。その用途はAEye 独自の共通ボアサイト設計で、HD カメラと LiDAR 受信機が同じ光軸を共有することでフルカラーのポイントクラウドを作成し、分類機能が強化されることで処理前の視差補正が不要になります。カメラとLiDAR 受信機ボアサイトが共通になることで、AEye はインテリジェンスをセンサーへと移行します。これにより、センサーは物体や異常を検知して即時に追加データを要求できるようになり、「特別優先」のメッセージアラートで動作プランニングシステムに通知します。検知された脅威を、動作プランニングシステムが検討しデータスタックのトップに押し上げることにより、AEye は中央処理の負荷を削減し、反応時間を短縮します。

3. データ品質の向上
第3のグループには、スキャンアジリティなどの革新的機能が含まれます。スキャンアジリティでは、センサーにより分類前の属性を「取得」することで、知覚システムの速度向上に貢献します。例えば、運転中もっとも多くの脅威が発生する半径方向速度と横方向速度の両方を捉えることにより、フレーム内速度をピンポイントで特定できます。これらの特許は、バイスタティックプラットフォーム上のソフトウェア定義のレイヤーを構築するもので、車の移動中の風景や環境、新規追跡スキーム、地平線追跡などの関数としてショットリストを最適化する機能を含みます。後者はアジリティとインテリジェンスにおいて重要で、垂直方向に必要なスキャン視野を減らすことで、フレームごとの時間を削減します。iDAR の機能がソフトウェア定義のフレームとダイナミックスキャンパターンを実現し、プラットフォームの機能がパルスバイパルス方式のアダプティブなエネルギー制御を配備することで、各パルスのスキャンパターンの動的調整とレーザーエネルギーを適応させる機能の両方が可能となり、干渉の軽減が達成されます。

4. 光データネットワーキング
第4のグループは、AEye センサーの性能を拡張し、レーザーによる情報通信を可能にするものです。この画期的な機能は、レーザーの方向を正確に制御するAEye のアダプティブ LiDAR により独自に実現されます。パルス化されたメッセージパケットにより、データは照準線を通って転送されます。LiDAR システム経由の光通信を使用することで、AEye センサーは既存の安全で信頼性の高い通信チャンネルを活用でき、Wi-Fi 通信、モバイル通信、衛星通信などの混みあった帯域と競合することなく送受信ができます。

AEye チーフサイエンティストのアラン・スタインハートは次のようにコメントしています。「私たちは、新規のイノベーションを追加しながら時間をかけて拡張・適応できる柔軟なアーキテクチャの構築を目指しています。当社の 知的財産戦略は、シングルユースのハードウェアを製造している他社の何年も先を行くものと確信しています。AEye は、積極的な前進を継続し、競争力のある知的財産を発展させ、保護することで 、技術的リーダーシップを進化させます。 当社はそのソリューションの土台となるアーキテクチャやソフトウェアをカバーする、完全で強固な特許ポートフォリオを作成しています。」

AEyeの iDAR™ システムは、距離、分解能、速度性能に対し大きな優位性を持つことを独立した機関により検証されており、またソフトウェアによる構成が可能なため、同じプラットフォームとサプライチェーンを用いて自動車、産業、モビリティなど複数の市場に対応することができます。当社は最近、NVIDIA、Sanmina、Continental、Benchmark 、TuSimple と技術および製造パートナーシップを締結し、さらに日本および韓国の市場への進出を果たし、量産の準備を整えています。

AEye の最新ニュースや技術情報をご希望の方は、http://www.aeye.ai/updates-sign-up/から当社ニュースレターにお申込みください。次々に登場する最新イノベーションをフォローする、または iDAR の記録的なパフォーマンスをリアルタイムで体験するには、http://www.aeye.ai/demo-the-4sight-mにアクセスしてください。

AEye(エーアイ)について
AEye は、自動運転、先進運転支援システム(ADAS)、およびロボティックビジョンアプリケーション向けのインテリジェントな次世代アダプティブ LiDAR のプレミアプロバイダーです。AEye の iDAR™(Intelligent Detection and Ranging)システムは、バイオミミクリーと軍用の自動ターゲッティングアプリケーションの原理を活用することで、環境をスキャンし、最も重要なことにインテリジェントに焦点を当て、高速かつ正確で信頼性の高い認知を可能にします。iDAR は、決定論的AIを統合した唯一のソフトウェアによる構成が可能なLiDAR であり、業界トップの距離、分解能、速度性能を提供しています。同社は 2013 年に設立され、米国サンフランシスコベイエリアに拠点を置いています。

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