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「銀河鉄道の夜」が挫折せずに読めた!『猫と笑いに銀河 宮沢賢治ユーモア童話選』4/26発売

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音楽、映画、アート、漫画、小説、舞台…あらゆるポップカルチャーの源流には「賢治」がいる!

 宮沢賢治のポップカルチャーとしての側面に注目し、ユーモラスな観点から解説した『猫と笑いに銀河 宮沢賢治ユーモア童話選』が、2023年4月26日に株式会社blueprintより刊行される。

 誰もが知る童話「銀河鉄道の夜」。思い切って原作に挑戦したものの、100年近く前のもので読みづらいし意味がわかりづらく難解で挫折した人も多いのでは。そんな挫折をなくし「賢治」作品の魅力を味わうために本書では、宮沢賢治のユーモラスな部分に着目。賢治研究会の編集長がユーモラスな部分にフォーカスをしてわかりやすく解説をしているので、とても読みやすい内容になっている。また宮沢賢治は漫画やアニメ、音楽、映画や演劇、お笑いまでポップカルチャーに多大な影響を与えたことも見えてくる。猫やねずみといった動物や妖怪、人間をテーマにしたユーモラスでファンタジックな賢治文学を楽しんでいただくための童話傑作選。 ■「はじめに」一部抜粋 宮沢賢治は「雨ニモマケズ」の印象とは異なり、実際には、ジョーク好きで、ほがらかな人だったようである。作品も多様で、そのなかにはユーモラスなものも多い。有名な童話「銀河鉄道の夜」にも、プリオシン海岸の化石掘りの大学士とか、銀河の鳥捕りとか、けったいな人物が登場する。また、アメリカのカントリーミュージックを作品に取り入れるなど、当時は先進的な試みをした。アニメや漫画、音楽、映画など、世界中から注目を集めている日本のポップカルチャーの源流には、「賢治」がいる。 本書には、そんな宮沢賢治のポップカルチャーとしての側面に注目。童話を厳選しユーモラスな観点から解説を試みている。賢治作品がユーモラスであることは早くから指摘されていて「宮沢賢治のユーモア」といった 論もあるのだが、ともかく、作品を読んでみるのがいちばんである。 しかし、もう百年も前に書かれた作品なので、今ではわかりにくくなった語句も多い。また、 賢治自身が謎めいた言葉を散りばめて、そこから展開するイメージは読者にゆだねているところ がある。それも今の読者にはわかりにくい。賢治の作品に興味をもって読もうとする人は多いの だが、そうした点が壁になって、読みにくいし、読んでも何のことかわからなかったという人もある。『銀河鉄道の夜』を途中で挫折した人も多いのではなないだろうか。 そこで本書では、作品の本文途中に解説コメントを挿入しながら紐解く構成にしている。ともあれユーモラスでファンタジックな賢治文学を楽しんでいただき、その作品を読むことを通して、単にコミカルだけではないところも味わっていただければ幸いである。

■書籍詳細タイトル:『猫と笑いに銀河 宮沢賢治ユーモア童話選』大角修 著発売日:2023年4月26日予定※発売日は地域によって異なる場合がございます。価格:2,750円(税込価格/本体2,500円)出版社:株式会社blueprint判型/頁数:四六判ハードカバー/384頁ISBN:978-4-909852-40-3 Amazonリンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4909852409blueprint bookstore:https://blueprintbookstore.com/items/6434db51c7a872002caf4771

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