～九州エリアにおける半導体生産の拡大を受け、高純度化学薬品の品質向上および供給能力拡大を目指す～

東京応化工業株式会社（本社：川崎市中原区／取締役社長：種市 順昭、以下「当社」といいます。）は、高純度化学薬品の品質向上および供給能力拡大を目的として、「阿蘇工場 阿蘇くまもとサイト」（熊本県菊池市）における新工場を竣工いたしました。同工場は、厳格な品質管理を可能にする設備を備えており、2025年上期からの稼働を予定しております。

建屋外観

当社は1984年に阿蘇工場（熊本県阿蘇市）を開設し、高純度化学薬品の製造を行ってまいりましたが、昨今の九州エリアにおける半導体生産の拡大を受け、2022年に熊本県菊池市に事業用地を取得し、同サイトを新設することを決定いたしました。今後は同サイトと阿蘇工場の相乗効果を通じ、高純度化学薬品の品質向上および供給能力拡大、西日本エリアにおけるユーザーサポートの強化を目指します。

当社グループは、長期ビジョン「TOK Vision 2030」で示したありたい姿の実現のために、2022年２月に発表した「tok中期計画2024」の３カ年において、過去最大規模となる総額570億円の設備投資を計画しています。今後も中長期的な半導体市場の成長に対応するため、積極的な設備投資を実施し、グローバルサプライチェーンを強化します。

６月６日に実施した竣工式の様子

- 阿蘇工場 阿蘇くまもとサイトの概要
名称 阿蘇工場 阿蘇くまもとサイト
所在地 熊本県菊池市旭志川辺字二東沖 987-2
用途 高純度化学薬品の供給および品質管理
敷地面積 128千平方メートル
投資金額 約130億円
稼働開始予定 2025年上期

- 今後の見通し
本件が当社の業績に与える影響につきましては、2024年2月13日に公表した連結業績予想に織り込み済みです。

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