plususの働き方をデザインする新プロジェクト プロジェクト期間：7月5日～9月10日 in 福岡県久留米市
「大都市と地方都市の新たな関係」をテーマに複数の地域でプロジェクト展開するNPO法人plusus（東京都千代
田区、代表理事：中川雅俊）は、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア（KidZania）」の企画・運営を行う
KCJ GROUP 株式会社協力のもと、地元企業と地元学生で久留米の働き方を考え発信するプロジェクト
「Link+Think（リンクト・シンク） in kurume」を7月5日（火）よりスタートします。
この取り組みは、久留米の中小企業と大学生の新しい関係づくりを目的としたプロジェクトです。
若手人材の獲得を課題とする地方の中小企業において、大学生に興味を持ってもらうために何が必要なのか、
また、魅力をどのようにして作っていくのか、企業と大学生の立場が違う両者が一緒に考え発信していきます。
なお、本プロジェクトでは、plususの都市と地方を連携させた取り組みに、キッザニアの“こどもを職業に向き
合わせる“というノウハウを掛け合わせて、久留米ならではの企業と学生の関係づくりを目指していきます。
■プロジェクトの流れ
１.企業の企業研修
大学生に企業の魅力・可能性を伝えるためには、どんな要素が必要なのか。
モデル4社のスタッフがキッザニア甲子園で研修を行い、スタッフ自身が自社の魅力について再認識すると共に
plususとともに企業の特性を活かしたオリジナルのインターンプログラムを開発する。
２.地元大学生による企業インターン
モデル企業1社に対して大学生2名～3名がインターンを体験。
仕事だけでなく、働く人のライフスタイル含めて社会活動を体験し、企業で働くことの魅力・可能性を探る。
３.大学生とプロフェッショナルのワークショップ
インターンを体験した大学生と第一線で活躍するプロフェッショナルがチームになり3日間のワークショップ。
大学生が感じた企業の魅力をベースに、学生とクリエイティブ職のプロが魅力を活かしたプロジェクトを企画。
４.プレゼンテーションイベント
モデル企業に対して考案したプロジェクトを提案する公開プレゼンテーションを実施。
プロジェクト提案だけでなく、地方で働くことの魅力、久留米ならではの企業と学生の関わりについて発表。
■取り組みの経緯
plususは2014年より筑後中小企業経営者協会と連携し、地方企業が抱える課題解決に取り組んできました。
協議を重ねる中で、久留米で活動する多くの企業が「若い人材の獲得」を課題に挙げました。
「大手リクルートサイトに掲載していても求める人材に興味を持ってもらえない。」「人が育たない」という
悩みについて考えるべく2015年7月、plusus企画のパネルディスカッションを開催。KCJ GROUPも参加し、
地方企業が人材を獲得するためには何が必要なのかを議論しました。そして今回、議論から具体的な課題解決
にチャレンジすべくKCJ GROUP協力のもとプロジェクトを実施することになりました。
また、この取り組みには、企業の課題解決だけでなく、大学生に対し久留米だからこそ出来る経験の場を
提供したいという地元の方々の想いも込められています。
■企画概要
タイトル ：Link+Think in kurume ～久留米の企業と学生てﾞ、久留米の働き方を考える～
実施期間 ：2016年7月5日（火）～9月10日（日）
※プロジェクト発表会は9月10日（日）久留米シティープラザcホールで開催します
主催 ：中経協輝く筑後委員会、一般社団法人筑後中小企業経営者協会、特定非営利活動法人plusus
企画・運営：NPO法人plusus
協力 ：KCJ GROUP 株式会社（「キッザニア」の企画・運営会社）
後援 ：久留米市（予定）
モデル企業：グリーンリバー株式会社、森山工業株式会社、医療法人楠病院
■plususについて
様々な分野、様々な企業で働くプロフェッショナル人材が集まったプロジェクトチーム（都市agent）。
地方都市にある資源や人に、大都市の専門人材の持つ スキル・ネットワークをプラスすることによって、
地方に新たな価値を生み出す。複数のエリアで地方の新たな選択肢となるプロジェクトを展開している。
■キッザニアについて
「キッザニア」は、 3歳から15歳までのこども達を対象とした、様々な職業を通じて社会のしくみを体験することができる「こどもが主役の街」で、日本国内では「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」の２箇所で展開しています。現実社会のほぼ2/3のサイズで造られた、60以上の実在する企業が出展するパビリオンが、リアルな街並みを形成 しており、約100種類の職業・社会体験をすることができます。
公式フェイスブックページ