株式会社大泉書店（代表取締役社長：鈴木伸也、東京都港区）は、絵本『今日もヘンテコないきものが2人います』（作・絵・デザイン：つむぱぱ）を2022年9月12日に発売しました。

著者は子育て真っ只中のSNSで人気のクリエイターつむぱぱ

子育てをしていくなかでクスッと笑える微笑ましいエピソードを切り取り、日々インスタグラム（Instagram@tsumugitopan）に投稿している著者が見ている世界とは。

はじめての育児は右も左もわからないことだらけ。
今までの夫婦ふたりの生活から、赤ちゃん（本書ではヘンテコないきもの）が中心となる生活に一変します。
新しく家族に加わったヘンテコないきものの意思表示は、とにかく「泣く」こと。
そんなヘンテコないきものと一緒にたくさんの初めてを体験しながらママやパパは奮闘する毎日。

心も体も疲れ果ててしまうことも…

少しすると首が座り、ハイハイがはじまり、いろいろなものを口に入れたりなめたりとますます目が離せなくなる一方で、ママやパパの言葉がわかり始め、「自分でやりたい」という自我も芽生えてきます。
楽しいことやうれしいこともたくさんあるけれど、「うわぁぁぁぁ」と頭を抱えてしまうような出来事のオンパレード。
想像を超えたヘンテコなしぐさや行為は楽しいことだけではありません。
育児する側の心の余裕がなくなると、心身ともに疲れ果ててしまうことも少なくないのです。
泣き叫んだり、イヤイヤばかりの毎日に「いつまで続くんだろう…」と泣くこともあれば、全て投げ出したくなることだって、孤独を感じて塞ぎ込んでしまうことも……。

「今日」という日は一度だけ、だからこそ大切な1日

ーー当たり前のようにありふれている子どもたちの笑い声や泣き声、牛乳やご飯をひっくり返されることでさえ、きっと長い年月を経た向こう側からすれば、すべて微笑ましい日々の1ページに過ぎないのだと思いますーー
（あとがきより）。

人生100年時代と言われる今、一生で考えるとヘンテコないきもののお世話をする時期は「あっという間」。
イヤイヤ期が過ぎ、すくすくと成長する姿を見て「そんなに早く大きくならないで」と寂しくなるかもしれない。
もっともっと大きくなって反抗期に突入したら、ヘンテコだった頃のわが子に会いたくなるかもしれない。
あんなに大変だったのに「あの頃に戻りたい」と、思わずつぶやいてしまうことだってあるかもしれない。

もう二度と戻れない、あたり前のように過ごしていた1日は、かけがえのない幸せな1日だということ。
そんな未来を想像しながら「今日という1日」の大切さに気づかせてくれる1冊。
育児中の方だけでなく、育児を卒業した方にもおすすめです。

つむぱぱ
娘「つむぎ」と息子「なお」、そしてママの4人家族。ほっこりとしたイラストで、家族の何気ない日常を漫画で描き、子育て世代を中心にSNS総フォロワー数約100万人の人気クリエイター。
コミックエッセイ『きみはぱぱがすき？』や絵本『いらいらばいない』他、百貨店での展示会、さまざまなブランドとのコラボなど多彩な活動を展開。
Instagram @tsumugitopan

【書籍情報】
『今日もヘンテコないきものが2人います』
作・絵／つむぱぱ
発売日：2022年9月12日
定価：本体1,000円＋税
版型：165×130mm上製
頁数：48ページ
ISBN：9784278087062
URL：http://oizumishoten.co.jp/
★本書は、19.8万いいね(ハート)︎（2020年10月現在）がついた作者のインスタグラム（@tsumugitopan）に投稿された作品を修正し、描き下ろしを加えたものです。

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