地形追従・3D仮想フライト・通信見通し解析に加え、FlightHub 2と連携した自動飛行日誌、点群・3Dモデル、DEM/DSMの取り込み機能を新たに搭載

L'Risora株式会社(本社:栃木県下野市、代表取締役:磯 融人)は、DJIドローン向けの飛行計画・支援ソフト「LynRoute Flight Planner(リンルート フライト プランナー)」の販売を、2026年10月1日(木)に開始しました。
2026年9月8日の発表以降、多くの方にデモ版を試していただきました。いただいたご意見を反映し、正式版では飛行後の記録管理と、3Dデータ・標高データの活用にかかわる機能を新たに加えています。
製品ページ:https://l-risora.com/app/lynroute/products/
◆正式版の主な新機能
【自動飛行日誌】DJI FlightHub 2と連携し、機体の飛行記録を自動で取得して飛行日誌として整理します。通常は最大5機まで同時にモニタリングでき、複数機を使う現場でも飛行実績を一元管理できます。
取得した記録は、飛行記録・日常点検記録・点検整備記録の3種類の様式で、月ごとにまとめて出力できます。手書きや転記の手間を減らし、日々の記録作業を効率化します。
※FlightHub 2(標準版/フリープラン)等のご利用・設定が別途必要です。

飛行記録の一例

点群モデル出典:東京都オープンデータ / CC BY 4.0
【点群・3Dモデルの取り込み】既存の点群データや3Dモデルを読み込み、飛行ルートと重ねて3D上で確認できます。過去の計測成果をもとに、構造物との距離や撮影位置を飛行前に検討できます。
【対応形式(LAS/LAZ、OBJ、3D Tiles)】
【オルソ画像・標高データ(DEM/DSM)の取り込み】自社で取得したオルソ画像や、DEM/DSMの標高データを取り込めます。国土地理院のデータより細かい現場の地形・地物に合わせて、地形追従や対地高度の確認ができます。
【対応形式(GeoTIFF)】

オルソ画像出典:東京都オープンデータ / CC BY 4.0
※点群モデル・オルソ画像の出典:東京都「東京都デジタルツイン実現プロジェクト 区部点群データ」(CC BY 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja )をLynRoute Flight Plannerで可視化・表示用に加工
◆測量からインフラ点検まで、用途に応じたルートを作成

送電線点検ルート
線路・道路・河川などの線形ルート
【送電線点検】送電線や鉄塔の位置を地図・3D上で確認しながら、送電線に沿った点検ルートを設計できます。
【線形ルート】読み込んだ線形データに沿って、線路・道路・河川などの点検ルートを自動生成できます。地形追従と組み合わせ、長距離の点検計画を効率化します。

【測量用エリアルート】対象範囲を多角形で指定し、撮影条件やオーバーラップ、飛行高度に応じたルートを生成します。写真測量や造成地、森林などの面計測に対応し、建物や円柱状の構造物の撮影ルートも作成できます。

3D仮想フライト
【3D仮想フライト】作成したルートを3D上で再生し、進行、旋回、機首方向、ジンバルの向きを飛行前に確認できます。機体視点・後方・真上・自由視点を切り替えられ、送電線・鉄塔などは立体的に表示されます。

地形追従・高度プロファイル
信号マップ・通信見通し解析
【地形追従・高度プロファイル】複数の地形タイルと国土地理院の標高データを使い、区間ごとの最低対地高度を飛行前に把握できます。
【信号マップ・通信見通し解析】操縦地点と飛行ルートの間の通信の見通しを解析し、地形による遮蔽リスクを色分けして表示します。

雨雲・風向・風速の表示
国土地理院の数値データ・外部データの取り込み
【雨雲・風向・風速】気象情報を飛行ルートと重ねて地図上に表示できます。
【外部データの取り込み】国土地理院の数値データのほか、KML・GeoJSONなどの取り込みに対応しています。

長距離ルートの分割
完全オフライン運用
【長距離ルートの分割】多数のWPを持つ計画を、離陸・ルートへの進入・帰還まで考慮した複数ミッションに分割できます。
【完全オフライン運用】地図と地域参照データを事前に保存すれば、インターネット接続のない現場でもルート作成・確認ができます。
【点群密度計算】DJI Zenmuse L1 / L2 / L3を想定した点群密度を可視化し、LiDAR計測の計画を支援します。
【KMZ連携】
DJI Pilot 2 / FlightHub 2で扱うKMZの読み込み・出力に対応しています。


パソコン、Android端末、DJI送信機(RC Pro Enterprise / RC Plus / RC Plus 2)で利用可能
◆豊富な地域参照データ

道路・送電設備・河川・建物など、複数の地域参照データを重ねて表示
送電設備、鉄道・索道、道路・橋梁・トンネル、河川・ダム・堤防、森林・自然地形、変電・発電設備、通信設備、港湾・航空施設、防災・公共インフラなどを地図上で確認できます。必要なデータは事前に保存でき、オフライン環境でも活用できます。
◆製品概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/190098/table/4_1_ba96b1b736abcd61753d0f2c6a74b122.jpg?v=202610020045 ]
◆体験版のご案内
すべての機能を1か月間お試しいただける体験版の提供を開始しました。お申し込みは下記お問い合わせフォームから受け付けています。
◆今後の予定
・ 鉄塔点検・ダム点検用のルート作成機能
・ 読み込んだ点群・DEMデータを基準にした飛行ルートの作成
・ FlightHub 2とのデータ連携を拡充し、飛行タスクや機体情報を活用できる運用基盤を強化予定
・ 上記のほかにも複数のアップデートを予定しており、追加機能のご要望も随時受け付けています
【L'Risora株式会社について】
ソフトウェア開発、Web・サーバーシステム開発、DJI SDKを活用したドローン関連システム、AI画像処理などを手がけています。10年以上にわたるDJI SDKの開発経験をもとに、現場の通信環境や安全性、業務の流れを考えた実務向けソフトウェアの開発に力を入れています。
【お問い合わせ先】
L'Risora株式会社
栃木県下野市石橋237-4 LA PORTE 207
お問い合わせフォーム:https://l-risora.com/#contact