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一般社団法人 日本ビール文化研究会

第5回「日本ビール検定」検定終了 1,374名が合格

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~快挙! 3度目の1級首席合格 ~札幌在住 男性会社員(44歳)が偉業を達成~

 一般社団法人 日本ビール文化研究会(所在地:東京都渋谷区、代表理事:三上 浩嗣)は、第5回「日本ビール検定(愛称:びあけん)」を2016年9月25日(日)に開催した受検結果を報告します。

 札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の全国5会場にて実施しました。本年の受検申込者総数は3,102名(受検者総数2,677名)、合格者総数は1,374名(合格率51.3%)となりました。全5回の累計では、18,979名の受検申込を頂戴し、9,997名の合格者を輩出しています。

 本年の1級合格者は10名であり、合格率5.1%という難関となりました。さらに、第2回、第3回で首席合格を果たした札幌市在住の男性が、本年も首席合格する快挙を達成。1級合格者は累計で52名(実数47名:3名が2度合格、1名が3度合格)となっています。

 受検者傾向を見ると、第4回以降20代が最も多く、本年は32%の構成比となりました。また、30代も30%の構成比となっており、20~30代で全体の60%以上を占めています。男女比を見ると、女性が31%を占めました。職業別では73%が酒類を仕事としていない方々で、昨年から学生の受検者が増えてきているのが特徴です。20代を中心に、ビールへの興味・関心が増しているものと思われます。

 当会では、日本ビール検定を通しビールの多様性や楽しさを伝え、更にビール文化の発展に貢献していきます。今後の活動についても、是非ご期待下さい。

■ 受検者の声(受検後アンケートより)
・今回、兄弟でそろって1級を受けました。(男性/30代)
・検定後、すごくビールが飲みたくなりました。とても楽しい検定だと思います。(女性/20代)
・「びあけん」を知って、本当にビールのことがより好きになりました。チャンスがあれば2級・1級も挑戦したい (男性/20代)

■ 第5回「日本ビール検定」2・3級において、最も正答率の低かった問題
3級 問028 (正答率:11.7%)
問題:イギリスのパブでよく飲まれており、黄金色から銅色の液色で、軽くフルーティな口あたりとマイルドな泡立ちが特徴のビールを、次の選択肢より選べ。

1. スコッチエール
2. イングリッシュオールドエール
3. イングリッシュ・ビター
4. スコティッシュエール

解答:3. イングリッシュ・ビター
選択肢の内、問題の特徴を満たすビアスタイルは「イングリッシュ・ビター」です。本年改定した『日本ビール検定公式テキスト 2016年6月版』よりビアスタイルの記載内容を充実。そこからの出題となりましたが、2級・3級を通して最も正答率の低い設問となりました。

■ 第5回「日本ビール検定」2・3級において、最も正答率の高かった問題
3級 問001 (正答率:84.5%)
問題:ビールの原料となる「麦」について、次の文章を読んで答えよ。

【文章】
麦とは、大麦・小麦・ライ麦・エン麦などの総称で、ビールの原料となる麦は(A)がほとんどです。その中でも、ビール醸造で多く用いられるのは、穀粒が(B)列に実る(A)です。

問001:(A)に入るものを次の選択肢より選べ。
1. 小麦   2. ライ麦   3. エン麦   4. 大麦

問002:(B)に入るものを次の選択肢より選べ。
1. ニ   2. 三   3. 四   4. 六

解答:問001…4. 大麦 / 問002…1. 二
本年、最も正答率の高かった設問は3級の第1問目(問001)となりました。
ビールの原料を問う基本問題となります。なお問002の正答率は76.9%でした。

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